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ドングリや貯蔵穴が出土

 南島原市教育委員会は9月2日、南島原市南有馬町の浦田遺跡で8月25日に始めた発掘調査によって、弥生時代後期のドングリ約60個と貯蔵穴(深さ約50センチ、直径約100センチ)が出土したと発表しました。同時期の同様の遺構は、南島原市北有馬町と平戸市に続き県内3例目となります。「ドングリ採集が、漁労や稲作以外の当時の重要な生業だったとわかる貴重な遺構」としています。南島原市教育委員会によりますと、現場は河川や海岸近くの低湿地帯で、穴はドングリを湧水に浸し、木や石でふたをして保存する設備と考えられます。同様の貯蔵穴は一般的に縄文時代の遺跡に多く、弥生後期は珍しいです。ドングリの状態は良好で、ほかに漁労具などの石器約20点や土器片約150点も出土しました。近く予定される住宅建設を前に、調査を実施しました。南島原市教育委員会は出土遺物の速報展を9月6日から30日、南島原市の深江埋蔵文化財・噴火災害資料館で開きます(火曜休館)。
長崎新聞①
2017年10月6日更新
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出島会計事務所 税理士 安達幹彦