利益からしか返済の原資は有りません。
減価償却や引当金が大きい会社は、プラスになる可能性もあるので、試してみて下さい。
1.利益(又は損失)から税金や配当等の支出を引く。
返済は将来にわたるので、繰越欠損金が有っても決算書上利 益が出ていれば、安全性を考慮して、40%の税金は控除し て下さい。
2.資金の出ていかない経費(減価償却費、引当金)を足す。
3.経費ではないが、資金が出ていく支出(借入金の返済、保険 積立金)を引く。
答えがプラスなら、借入残高は、適正といえます。
答えがマイナスなら、返済が多すぎる為、何らかの手だてが必要だといえます。
この計算は、金融機関より借入を考える際に、判断基準にもなると思います。