税理士 櫻井ミス
ようこそ 税理士櫻井ミス のホームページへ
GO! 相談・提案・改善・満足
→ 人々の福祉・厚生・参加
-
ニュース
-
2012 2月 の税務 節分 豆まき 2012年2月4日
-
国税庁 HP 情報 24.1.4 2012年1月19日
-
特例有限会社 会社法改正 18.4 2011年12月21日
-
東日本大震災に関する特別立法成立 2011年9月2日
-
民法等の一部改正 23.5.27 可決成立 2011年8月18日
-
金融商品取引法 2011年6月20日
-
預金保険制度における保護 23.2.10 2011年4月8日
-
雇用保険法等の一部改正 2010.10.1施行 2011年1月30日
-
*櫻井のノート 冊子案内 2010年12月28日
-
会社契約の生命保険 判決 2009年7月2日
-
裁判員制度 その2 法令 不利益扱いと労働基準法 2009年2月2日
-
-
お役立ち情報
-
案内板
-
人を動かす 2012年2月4日
-
複雑系 2012年2月3日
-
文明の衝突からグローバル対話社会へ 2012年1月9日
-
櫻井の古典 モースの 贈与論 2011年12月26日
-
自然法 自然契約 2011年12月21日
-
良心論 & ・不知 非知 2011年12月10日
-
限りある思考 2011年11月28日
-
企業の社会的責任と公共政策 2011年11月24日
-
社会福祉と信頼 2011年11月16日
-
正義論 公序 真・善・美 キーワード 2011年11月16日
-
古典再読 (2) 2011年11月11日
-
櫻井のメモ 31) 経営者の役割 2011年9月2日
-
櫻井の古典 ⑰ アマルチア ・ セン 2011年7月5日
-
パクタサントサーバンダ」「条約は順守される」「契約は守られるべきものである」 2011年4月17日
-
櫻井の古典 スマイルズ 自助論 2011年4月9日
-
経営管理 27) SWOT分析と企業倫理 2011年3月16日
-
経営管理⑮ モンゴメリー 内部牽制組織 ⑭ 内部統制 2010年9月1日
-
櫻井の古典 ⑯ 命題 J.デューイ経験と成長 2010年6月2日
-
経営管理 22) P・Fドラッカー 『5つの質問』『現代の経営』 2010年4月12日
-
櫻井の古典 ⑭ カール・ポパーの「反証可能性」 2009年10月19日
-
-
リンク集
案内板
櫻井の古典 ⑰ アマルチア ・ セン
『アマルティア・セン』経済学と倫理学 改装新版 鈴村興太郎・後藤玲子著2005.11.25
331.SK97実教出版
アローの定理 3つの公理
パレート原理に従う改善を社会的な改善であると評価・判断するという意味で、最小限度に民主主義的なルールであること(パレート原理)
表明された個人的な評価・判断を社会的な評価・判断に集計する際に必要な情報投入量が最大限に節約されると言う意味で、集計ルールが情報効率的な機能を示すこと(情報効率性)
個人的な評価・判断を社会的な評価・判断に集計した結果が、単純多数決ルールのようなサイクルを生まないこと(社会的合理性)
アロー以降の厚生経済学の課題は、彼が一般不可能性定理を通して確認した障害を直視して厚生経
済学に新鮮な生命を吹き込むために、新たな理論的基礎を求めることに設定されたのである。
『集団的選択と社会的厚生』 2章
センの功績
アロー理論の当初の射程を大きく越えて、社会的選択の理論の研究領域を飛躍的に拡張したこと
厚生経済学の本来の課題である焦眉の経済問題と取り組む手段-人間生活の改良の道具(ピグー)-を拡張された社会的選択の理論が提供できるように、純粋理論と公共活動との連結環を明瞭に意識して新たな理論構成を行ったこと、にある。
福祉とは諸個人にとって追求する価値にある「善」であるとともに、社会的コミットメント-資源の移転・配分を通じた社会的保障-を要請する価値ある「善」である。そのような善の具体的内容を特定し、それらの対する望ましい社会的援助や保障の在り方を考察するために、機能及び潜在能力の概念を提唱した。
機能とは、個人の多様な活動の基礎となる自立的な「生き方」・「在り方」であり、潜在能力とは、個人が自己の主体的意思に基く選択を外的に妨げられないのみならず、実際に達成可能であるような諸機能「生き方」・「在り方」の集合を指すものである。潜在能力の概念は、個人が直面する絶対的な窮乏あるいは社会に要請すべき個人の必要をより深い次元で捉えることを可能にする。それは、財空間上の総体的不平等を潜在能力空間上の絶対的窮乏として捉え返すことを可能にするのみならず、財の想定的不平等には反映され得ない個人の窮乏を捉えることを可能にする。さらに、個人の主観的な反映を越えて、その背後に厳然として存在する客観的な「必要」に接近することを可能にするのである。
貧困とは個人の潜在能力の絶対的剥奪の問題であること、したがって貧困の識別はそのような観点からなされなければならない。個人の福祉的自由を
潜在能力; 個人の自律的な選択が実際に可能であるような機能ベクトルの集合すなわち、個人が自律的に選択することが、外部的に妨げられないのみならず、その実現可能性もまた保障されているような機能ベクトルの機会集合として定式化した。それは福祉の実現のみならず、福祉を実現する機会の豊かさを内在的に評価することにある。
福祉的自由を重視する一方では、目的の追求に関する行為主体的自由の重要性をも強調していた。たとえ実現可能性がないとしても、行為の選択それ自体を保証することは、行為主体としての個人の自尊の念を公共的に支える意味があると考えられている。
173頁
自己利益最大化の仮定を超えて;行為の動機の重層性
経済学で通常想定されている選好は、自己の帰結状態に連結された主観的選好である。人々は自己の帰結状態から得られる私的利益の最大化を目標として、合理的に行動するものと想定されている。伝統的な経済学のこの想定に、センが放った批判の矢が「合理的な愚か者」批判である。
狐と酸っぱい葡萄(イソップ寓話)
・・・・
331.SK97実教出版
アローの定理 3つの公理
パレート原理に従う改善を社会的な改善であると評価・判断するという意味で、最小限度に民主主義的なルールであること(パレート原理)
表明された個人的な評価・判断を社会的な評価・判断に集計する際に必要な情報投入量が最大限に節約されると言う意味で、集計ルールが情報効率的な機能を示すこと(情報効率性)
個人的な評価・判断を社会的な評価・判断に集計した結果が、単純多数決ルールのようなサイクルを生まないこと(社会的合理性)
アロー以降の厚生経済学の課題は、彼が一般不可能性定理を通して確認した障害を直視して厚生経
済学に新鮮な生命を吹き込むために、新たな理論的基礎を求めることに設定されたのである。
『集団的選択と社会的厚生』 2章
センの功績
アロー理論の当初の射程を大きく越えて、社会的選択の理論の研究領域を飛躍的に拡張したこと
厚生経済学の本来の課題である焦眉の経済問題と取り組む手段-人間生活の改良の道具(ピグー)-を拡張された社会的選択の理論が提供できるように、純粋理論と公共活動との連結環を明瞭に意識して新たな理論構成を行ったこと、にある。
福祉とは諸個人にとって追求する価値にある「善」であるとともに、社会的コミットメント-資源の移転・配分を通じた社会的保障-を要請する価値ある「善」である。そのような善の具体的内容を特定し、それらの対する望ましい社会的援助や保障の在り方を考察するために、機能及び潜在能力の概念を提唱した。
機能とは、個人の多様な活動の基礎となる自立的な「生き方」・「在り方」であり、潜在能力とは、個人が自己の主体的意思に基く選択を外的に妨げられないのみならず、実際に達成可能であるような諸機能「生き方」・「在り方」の集合を指すものである。潜在能力の概念は、個人が直面する絶対的な窮乏あるいは社会に要請すべき個人の必要をより深い次元で捉えることを可能にする。それは、財空間上の総体的不平等を潜在能力空間上の絶対的窮乏として捉え返すことを可能にするのみならず、財の想定的不平等には反映され得ない個人の窮乏を捉えることを可能にする。さらに、個人の主観的な反映を越えて、その背後に厳然として存在する客観的な「必要」に接近することを可能にするのである。
貧困とは個人の潜在能力の絶対的剥奪の問題であること、したがって貧困の識別はそのような観点からなされなければならない。個人の福祉的自由を
潜在能力; 個人の自律的な選択が実際に可能であるような機能ベクトルの集合すなわち、個人が自律的に選択することが、外部的に妨げられないのみならず、その実現可能性もまた保障されているような機能ベクトルの機会集合として定式化した。それは福祉の実現のみならず、福祉を実現する機会の豊かさを内在的に評価することにある。
福祉的自由を重視する一方では、目的の追求に関する行為主体的自由の重要性をも強調していた。たとえ実現可能性がないとしても、行為の選択それ自体を保証することは、行為主体としての個人の自尊の念を公共的に支える意味があると考えられている。
173頁
自己利益最大化の仮定を超えて;行為の動機の重層性
経済学で通常想定されている選好は、自己の帰結状態に連結された主観的選好である。人々は自己の帰結状態から得られる私的利益の最大化を目標として、合理的に行動するものと想定されている。伝統的な経済学のこの想定に、センが放った批判の矢が「合理的な愚か者」批判である。
狐と酸っぱい葡萄(イソップ寓話)
・・・・
2011年7月5日更新
<<HOME