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内部留保446兆円、6年連続で過去最高更新 企業統計

 財務省が9月3日に公表しました2017年度の法人企業統計で、企業が得た利益から株主への配当などを差し引いた利益剰余金(金融業、保険業を除く)は前年度より40兆2496億円(9・9%)増えて446兆4844億円でした。6年連続で過去最高を更新しました。第2次安倍政権が発足する直前の2011年度末に比べ、いわゆる企業の「内部留保」は約164兆円積み上がりました。世界的な景気回復で、経常利益は前年度比11・4%増加の83兆5543億円でした。8年連続の増益で、比較が可能な1960年度以降で最大です。国内の設備投資額も前年度比5・8%増加の45兆4475億円と、リーマン・ショック直前の2007年度の水準を上回り、2001年度以降では過去最大となりました。設備投資は、人手不足を補う生産の自動化のための投資や賃貸用不動産の建設投資が増えました。ただ、利益の伸びに比べますと、伸び率は小さく、企業が利益をため込む構図は続いています。同時に発表されました今年4月から6月期の企業の経常利益も、前年同期比17・9%増加の26兆4011億円で、四半期としては過去最高でした。設備投資額も前年同期比12・8%増加で、10兆6613億円でした。2007年1月から3月期以来、最も高い伸び率となりました。

朝日新聞②
2018年10月2日更新
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出島会計事務所 税理士 安達幹彦