平成17年12月の税務
◇11月分源泉所得税・住民税の特別徴収税額の納付
納期限・・・ 12月12日(月)
◇7月〜12月分源泉所得税の納期限の特例届出書の提出
提出期限・・・12月20日(火)
◇10月決算法人の確定申告
申告期限・・・ 平成18年1月4日(水)
◇1月、4月、7月、11月決算法人の3月ごとの期間短縮に係る確定申告<消費税・地方消費税>
申告期限・・・ 平成18年1月4日(水)
◇法人・個人事業者の1月ごとの期間短縮に係る確定申告<消費税・地方消費税>
申告期限・・・ 平成18年1月4日(水)
◇4月決算法人の中間申告(半期分)
申告期限・・・ 平成18年1月4日(水)
◇消費税の年税額が400万円超の1月、4月、7月決算法人の3月ごとの中間申告<消費税・地方消費税>
申告期限・・・ 平成18年1月4日(水)
◇消費税の年税額が4,800万円超の法人・個人事業者の1月ごとの中間申告<消費税・地方消費税>
申告期限・・・ 平成18年1月4日(水)
◇給与所得の年末調整
調整の時期・・・ 本年最後の給与の支払をするとき
◇給与所得者の保険料控除の申告書、住宅取得控除申告書の提出
提出期限・・・ 本年最後の給与の支払を受ける日の前日
提出先・・・給与の支払者を経由して、その給与に係る所得税の納税地の所轄税務署長
◇固定資産税(都市計画税)の第3期分の納付
納期限・・・ 12月中において市町村の条例で定める日
【時事解説】やる気と無気力の源泉は?その1
解体的出直しが叫ばれている社会保険庁が組織改革の一環として人事制度を見直すようだ。これまでの年功序列要素の強い評価制度に変わって、職員の実績と能力を評価に反映する実績評価主義を取り入れる。民間企業では当たり前の動きであるが、職員のやる気を引き出し国民の信頼回復につなげるには、実績評価制度が有効であると判断した結果であろう。
職員のやる気を引き出して組織改革を実現する試みであるが、では「やる気」や「無気力」はどのように醸成されるのであろうか。様々な分析アプローチがあるが、今回は、心理学の視点から明らかにしたい。
人がやる気になるには、起こした行動とその結果に随伴性があることが重要である。要するに、頑張ったら頑張っただけの効用がもたらされるということである。イルカのショーに例えれば、イルカは芸をすることで(行動)、結果として、餌を獲得できる(結果)。この随伴性を学習することで、イルカは芸ができるようになる。実績評価主義も職員の業績を賞与などの結果に反映することで、随伴性を高め、やる気を引き出すものである。しかし、この随伴性が機能しないとどうなるか?
【時事解説】やる気と無気力の源泉は?その2
心理学者のセリグマンは、犬を立たせたまま動けないように固定し、命に別状がない程度のしかしかなり不快な電気ショックを与える実験を行った。犬は当初、何とか電気ショックから逃れようと様々な動きをするが、その動きとは無関係に電気ショックは一定の間隔をもって繰り返される。しばらくすると、犬は電気ショックがやってきても、以前のようにショックを回避しようと動き回ることをせず、じっとその刺激が去るのを耐え忍ぶようになる。元気いっぱいだった犬が無気力を学習したのである。その後、犬を固定していた鎖を外しても(すなわち犬は電気ショックから逃れようとすれば逃れられる環境においても)、電気ショックがやってくると、鎖がないのにもかかわらず、じっと耐え忍ぶようになる。
このように行動と結果の随伴性が伴っている場合は、やる気を引き出すことができるが、運用を誤り、随伴性が伴わない状態を放置しておくと無気力を学習し、文字通り負け犬になってしまうのである。
実績評価主義はきちんと運用すればやる気を引き出す仕組みであるが、その運用には、細心の注意が必要であり、またそのためには優秀な人材に運用を担当させ、無気力を学習させる仕組みにしないことが大切である。