村上和友税理士事務所
無申告・期限後申告に元国税査察官が対応いたします。
豊富な人脈で笑顔相続のお手伝いもいたします。
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★会計学 ★「餃子屋と高級フレンチ」★「会計勉強法」★「稲盛和夫の実学」
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便利ツール、経営に役立つ本等
★会計学 ★「餃子屋と高級フレンチ」★「会計勉強法」★「稲盛和夫の実学」
中小企業が記帳する目的は、大きく3つです。税金を計算するため、銀行の借入れをするため、社長さんが経営の意思決定をするためです。
簿記と会計の違いは?
簿記は会社の財務活動を二つの面(複式簿記)から記帳し、総勘定元帳を作成する技術のことです。
会計は、財務会計と管理会計に分かれます。財務会計とは総勘定元帳から作成した貸借対照表や損益計算書を使って外部の人に説明することを目的とし、一方、管理会計は企業内部にある会計データを意思決定や組織のコントロールなどに利用していく会計のことです。
簿記の詳細な技術は分からなくても決算書が読める社長さんはたくさんいらっしゃいます。
当然、当事務所でも「月次試算表・決算書の読み方、使い方」の指導はさせて頂きます。
その管理会計の入門書が今回紹介する本です。
★「マンガ 餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?」の紹介です。
父親の遺言によりアパレル会社社長に就任した主人公の由紀。ところが、父親から引き継いだ会社は、借金まみれの泥舟だったことが判明。困り果てた由紀は、会社再建のため謎のコンサルタント安曇教授に助けを求めた。22才の素人社長由紀が、会計と経営を学び会社を再生させるビジネスストーリーです。
会社経営と会計の関係が具体的事例として分かりやすく説明されています。
例えば、①損益計算書の利益は、収入の寒暖計と費用の寒暖計の温度差を表したものだ。②会社活動の本質は現金製造機で、現金をこのシステムに入れて現金を増やすことだ。③キャッシュフロー計算書、損益分岐点の利用方法や製造原価を少なくする方法など中小企業の社長さんや製造部門の責任者や経理担当の方の参考になると思います。
当然起業を考えている方にもお勧めです。
★「マンガ 超高速会計勉強法」の紹介です。
「餃子屋と高級フレンチ」の本が管理会計のマンガであれば、この本は財務会計のマンガです。
凄腕経営コンサルタントが財務会計を駆使して若い女性の起業を助ける物語です。
財務会計の全体像をザックリと理解するにはいい本だと思います。
以下要点のみ
1 企業の基本活動は、①「お金を集める」②「投資をする」③ 「利益を上げる」の3つである。
2 この3つを財務三表の①P/L(損益計算書) ②B/S(貸借対照表) ③C/S(キャシュフロー計算書)に関連付けて説明している。
3 財務三表を一体として説明しているため、会計の全体像が理 解できる。
根底に流れている考えは、会計が理解できたからといってビジネスがうまくいくわけではない。ビジネスは人間が動かしているから、数字より大切な志、情熱、信念、誠実など極めて人間くさいものである。
しかし、会計や数字の管理を避けて、ビジネスの人間的な面ばかりに目を向けると経営はおかしくなります。
「結局はビジネスの結果は数字で評価される。この数字と人間性のバランスが重要」という著者の考えに共感しました。
★「稲盛和夫の実学」経営と会計 の紹介です。
技術系出身の稲盛和夫氏がベテラン経理マンとの質疑応答等により、会計の矛盾や本質を自分流に理解し、京セラ独自経営方法として管理会計と財務会計を合致させていく過程を明らかにした書籍です。
「利益は何に化けているのか?」という疑問を稲盛氏も持ったという逸話は、起業当初の社長様からよく受ける質問で、共感を覚えました。
会計の重要性を認識し、会計の数字をどのように利用するのかという、まさに実学の書です。
稲盛氏の哲学は「人の心をベースにした経営」と「会計をベースとした徹底したコスト意識の経営」であることが理解できました。
「人の心をベースにした経営」の例は、人に罪をつくらせないことを目的として、「ダブルチェックのシステム」を構築することとなる。
「会計をベースとした徹底したコスト意識」の例は
①「当座買いの原則」 「コストダウンのため大量一括仕入」を行うことが常識ですが、稲盛氏は「原材料は必要な時に必要なだけ購入すべきである。」と主張しています。
何故なら、社員がものを大事に扱いコスト意識が向上、倉庫、在庫管理、金利等の管理コストが不要となり、大量一括仕入より遥かに経済的となり、今でも京セラの経営鉄則だそうです。
②「固定費の増加を警戒する」
固定費の増加が利益減少となることを損益分岐点の図表を利用し、警戒すべきであることを説明しています。
他にも具体的例が豊富にあります。
経営のための生きた実例の会計学の原理原則が分かりやすく説明されている良書です。
起業を予定されている方や経営者の方にお勧めです。
簿記と会計の違いは?
簿記は会社の財務活動を二つの面(複式簿記)から記帳し、総勘定元帳を作成する技術のことです。
会計は、財務会計と管理会計に分かれます。財務会計とは総勘定元帳から作成した貸借対照表や損益計算書を使って外部の人に説明することを目的とし、一方、管理会計は企業内部にある会計データを意思決定や組織のコントロールなどに利用していく会計のことです。
簿記の詳細な技術は分からなくても決算書が読める社長さんはたくさんいらっしゃいます。
当然、当事務所でも「月次試算表・決算書の読み方、使い方」の指導はさせて頂きます。
その管理会計の入門書が今回紹介する本です。
★「マンガ 餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?」の紹介です。
父親の遺言によりアパレル会社社長に就任した主人公の由紀。ところが、父親から引き継いだ会社は、借金まみれの泥舟だったことが判明。困り果てた由紀は、会社再建のため謎のコンサルタント安曇教授に助けを求めた。22才の素人社長由紀が、会計と経営を学び会社を再生させるビジネスストーリーです。
会社経営と会計の関係が具体的事例として分かりやすく説明されています。
例えば、①損益計算書の利益は、収入の寒暖計と費用の寒暖計の温度差を表したものだ。②会社活動の本質は現金製造機で、現金をこのシステムに入れて現金を増やすことだ。③キャッシュフロー計算書、損益分岐点の利用方法や製造原価を少なくする方法など中小企業の社長さんや製造部門の責任者や経理担当の方の参考になると思います。
当然起業を考えている方にもお勧めです。
★「マンガ 超高速会計勉強法」の紹介です。
「餃子屋と高級フレンチ」の本が管理会計のマンガであれば、この本は財務会計のマンガです。
凄腕経営コンサルタントが財務会計を駆使して若い女性の起業を助ける物語です。
財務会計の全体像をザックリと理解するにはいい本だと思います。
以下要点のみ
1 企業の基本活動は、①「お金を集める」②「投資をする」③ 「利益を上げる」の3つである。
2 この3つを財務三表の①P/L(損益計算書) ②B/S(貸借対照表) ③C/S(キャシュフロー計算書)に関連付けて説明している。
3 財務三表を一体として説明しているため、会計の全体像が理 解できる。
根底に流れている考えは、会計が理解できたからといってビジネスがうまくいくわけではない。ビジネスは人間が動かしているから、数字より大切な志、情熱、信念、誠実など極めて人間くさいものである。
しかし、会計や数字の管理を避けて、ビジネスの人間的な面ばかりに目を向けると経営はおかしくなります。
「結局はビジネスの結果は数字で評価される。この数字と人間性のバランスが重要」という著者の考えに共感しました。
★「稲盛和夫の実学」経営と会計 の紹介です。
技術系出身の稲盛和夫氏がベテラン経理マンとの質疑応答等により、会計の矛盾や本質を自分流に理解し、京セラ独自経営方法として管理会計と財務会計を合致させていく過程を明らかにした書籍です。
「利益は何に化けているのか?」という疑問を稲盛氏も持ったという逸話は、起業当初の社長様からよく受ける質問で、共感を覚えました。
会計の重要性を認識し、会計の数字をどのように利用するのかという、まさに実学の書です。
稲盛氏の哲学は「人の心をベースにした経営」と「会計をベースとした徹底したコスト意識の経営」であることが理解できました。
「人の心をベースにした経営」の例は、人に罪をつくらせないことを目的として、「ダブルチェックのシステム」を構築することとなる。
「会計をベースとした徹底したコスト意識」の例は
①「当座買いの原則」 「コストダウンのため大量一括仕入」を行うことが常識ですが、稲盛氏は「原材料は必要な時に必要なだけ購入すべきである。」と主張しています。
何故なら、社員がものを大事に扱いコスト意識が向上、倉庫、在庫管理、金利等の管理コストが不要となり、大量一括仕入より遥かに経済的となり、今でも京セラの経営鉄則だそうです。
②「固定費の増加を警戒する」
固定費の増加が利益減少となることを損益分岐点の図表を利用し、警戒すべきであることを説明しています。
他にも具体的例が豊富にあります。
経営のための生きた実例の会計学の原理原則が分かりやすく説明されている良書です。
起業を予定されている方や経営者の方にお勧めです。
- 参考URL:餃子屋と高級フレンチ
- 参考URL:マンガ 超高速会計勉強法
- 参考URL:稲盛和夫の実学
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