■相続とは
相続とは人が亡くなった場合に、その亡くなった人（被相続人）の財産や債務を
承継することをいいます。
相続税とは、財産を承継した人（相続人）が取得した財産に対して課される税金
です。
財産よりも借金が多い場合は相続開始を知った日から3カ月以内に「相続放棄」
をしたり「限定承認」をすることができます。
相続税は、相続開始を知った日の翌日から10カ月以内に申告と納税を済まさなけ
ればなりません。期限を過ぎた場合は、本来支払う税金以外に加算税等がかかり
ます。
■相続税について
相続税には基礎控除があり、財産の評価額が基礎控除額の金額以下であれば相続税
はかかりません。また、基礎控除額より多かったとしても、基礎控除額を超えた
金額のみに対して相続税が課せられることとなります。
基礎控除額＝3,000万円+600万円×法定相続人の数
しかし、基礎控除額より多かったとしても、税務上の特例を適用することにより
相続税がかからない場合もございます。
ぜひ、一度、当事務所へご相談ください。
■簡易スケジュール
①相続の開始
・7日以内に死亡届を市区町村役場に提出
・通夜及び葬儀
・初七日法要
・四十九日法要
②3カ月以内
・遺言書の有無の確認
・相続人の確定
・相続の放棄又は限定承認
※相続放棄：プラスの財産とマイナスの財産のすべてを引き継がないこと
※限定承認：プラスの財産の範囲内でマイナスの財産を引き継ぐくこと
③4か月以内
・被相続人が死亡した日までの所得税等の申告及び納付（準確定申告）
④10カ月以内
・相続財産の調査及び評価
・遺産分割協議書の作成
・相続税の申告及び納付
⑤その他
・不動産や預貯金の名義変更