山田文章 税理士事務所 【税務情報】
トピック
人材育成における大切なこと(その2)
では、暖かい太陽とは何でしょう。それは、私は「期待感」だと思います。人は、何をされたとき一番嬉しいですか。「あなたならきっとできるよ」と期待し、見守ることではないでしょうか。心理学の中にピグマリオン効果というものがあります。これは、人間は相手に期待された通りになるというものです。上司が「お前は全然駄目だ」と言っていると、部下は育ちません。
それから、嵐や風から守るということ。それは、周りのネガティブな発想から守ってあげることだと思います。特に、「研修に行って、代わらないじゃないか」という言葉は、嵐そのものです。そういうものから守ってあげることが重要です。
人材を育てるということは、作物を作るのと同じです。この芽を果物まで大事に育てるためには、毎日の水やり、そして、太陽の光、また、風除けの処置をしなければなりません。作物は、手をかければかけるほどいいものが育ちます。そして、何より土も重要です。企業でいうならば、風土、もしくは環境といってもいいでしょう。これこそが、経営者のやる人事戦略の要です。そして、水や太陽や風除けは、戦術の部分です。中小企業は、全て経営者がやることが必要です。
今、種を蒔かないと芽はでません。今、水をやらないと芽はでません。人材を作るということは、まずは種蒔きからなのです。そして、結論を早急に急いではならないのです。今日、種をまいて明日実はならないのです。日本民族は、農耕民族です。人材育成はまさにこのことなのです。なので、日本民族は、人材育成は得意なはずと私は思っています。
経営者自ら、是非、水をやり、光をあて、嵐から守ってあげて頂きたいと思います。(了)
それから、嵐や風から守るということ。それは、周りのネガティブな発想から守ってあげることだと思います。特に、「研修に行って、代わらないじゃないか」という言葉は、嵐そのものです。そういうものから守ってあげることが重要です。
人材を育てるということは、作物を作るのと同じです。この芽を果物まで大事に育てるためには、毎日の水やり、そして、太陽の光、また、風除けの処置をしなければなりません。作物は、手をかければかけるほどいいものが育ちます。そして、何より土も重要です。企業でいうならば、風土、もしくは環境といってもいいでしょう。これこそが、経営者のやる人事戦略の要です。そして、水や太陽や風除けは、戦術の部分です。中小企業は、全て経営者がやることが必要です。
今、種を蒔かないと芽はでません。今、水をやらないと芽はでません。人材を作るということは、まずは種蒔きからなのです。そして、結論を早急に急いではならないのです。今日、種をまいて明日実はならないのです。日本民族は、農耕民族です。人材育成はまさにこのことなのです。なので、日本民族は、人材育成は得意なはずと私は思っています。
経営者自ら、是非、水をやり、光をあて、嵐から守ってあげて頂きたいと思います。(了)
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