税理士は税金を計算する人なのか
先日インターネットのとある資格のサイトで、税理士を志す人は数学が得意な人が有利なような説明書きを見かけました。
では私はどうだったのかと言うと、数学はあまり得意ではなく良くない点数を取ってしまった事が多々ありました。
ただ税理士になる事ができました。
税理士の仕事に正直数学の得手不得手はあまり関係ないと思います。ただ税理士の仕事を税金の計算屋さんと思われてる人が多いと思いますが、本当はそうではなく、税理士は法律家です。税法を基に仕事をしています。
実際に税理士の登録時研修のテキスト(令和3年改訂6頁)において税務とは「法律の解釈」「事実の認定」「法律の適用」という三要素のことをいうと記載されており、法律と共に仕事をする旨記載されています。
お客様の経済事象を法律に当てはめ、それが合致しているのか、合致させるためにはどうしたら良いのかを日々考えています。
税理士試験受験生の方々は法律家になる旨勉強する事をおすすめします。計算屋さんだとばかり思って簿記論、財務諸表論をクリアしたけど税法に挑戦し始めた途端今までの勉強法が通用しなくなったという声を聞いたことがあるのは、このためだと思います。
これから試験勉強後半は理論中心に勉強する方が多いと思います。理論に書かれている文言をトレーニングの計算問題に絡めて学習し、覚えるのではなく理解しながら噛み砕くように体に染み込ませていってほしいと思います。
そうすると税理士になったとき、試験勉強が役立ったなと思える時が増えると思います。