辻秀世税理士事務所
当事務所のホームページへようこそ!
ニュース
【時事解説】次は国家財政再建の番だ
国の借金が751兆円とか国と地方を合わせると約1,000兆円などといわれても、もはや驚きもしなくなってしまったのかもしれない。
企業に対する銀行の不良債権が100兆円とか200兆円とかいわれていたときには、あれほど新聞を賑わせていたにもかかわらず、国の借金に関しては、過敏な反応をしないのはなぜだろうか?事の重大さを見失ってはいけない。
単位が兆という馴染みのない単位のために、よくわからないとなるのかもしれないが、平成17年度の国家予算を家計に置き換えると、給料の収入が450万円の家庭が、
生活費、買い物、レジャーに640万円を使い、さらには住宅ローンを170万円返済するために、新たに360万円の借金をする、ということになる。こんな家計があるだろうか?こんな家計にお金を貸す人がいるだろうか?しかし、相手が国となると様子が変わってくる。「国が保証してくれるのだから大丈夫」と根拠のない思いをもちながら、国民は、国にせっせとお金を貸している。今一度、自分の胸に手を当てて考えたい。
自分(or自社)は国を貪(むさぼ)ってはいないか?無駄な税金を使わせてはいないか? 640万円の支出の相手先になっていないか?また、自分は国にお金を貸してはいないか? 360万円の貸し手になっていないか?国を貪ることは潔しとしない志が欲しいものだ。
国が新たな借金ができなくなるところまで行き着いたらどうなるか? ①国は国債を返済しないで踏み倒す ②国債は踏み倒さないが、重税を課すが、考えられる。杞憂であればいいのだが・・・・・・ 残念ながら、②のシナリオはもう始まっている。
企業の再建は一段落し、景気も緩やかに回復してきている。次は国の財政再建の番だ。
企業に対する銀行の不良債権が100兆円とか200兆円とかいわれていたときには、あれほど新聞を賑わせていたにもかかわらず、国の借金に関しては、過敏な反応をしないのはなぜだろうか?事の重大さを見失ってはいけない。
単位が兆という馴染みのない単位のために、よくわからないとなるのかもしれないが、平成17年度の国家予算を家計に置き換えると、給料の収入が450万円の家庭が、
生活費、買い物、レジャーに640万円を使い、さらには住宅ローンを170万円返済するために、新たに360万円の借金をする、ということになる。こんな家計があるだろうか?こんな家計にお金を貸す人がいるだろうか?しかし、相手が国となると様子が変わってくる。「国が保証してくれるのだから大丈夫」と根拠のない思いをもちながら、国民は、国にせっせとお金を貸している。今一度、自分の胸に手を当てて考えたい。
自分(or自社)は国を貪(むさぼ)ってはいないか?無駄な税金を使わせてはいないか? 640万円の支出の相手先になっていないか?また、自分は国にお金を貸してはいないか? 360万円の貸し手になっていないか?国を貪ることは潔しとしない志が欲しいものだ。
国が新たな借金ができなくなるところまで行き着いたらどうなるか? ①国は国債を返済しないで踏み倒す ②国債は踏み倒さないが、重税を課すが、考えられる。杞憂であればいいのだが・・・・・・ 残念ながら、②のシナリオはもう始まっている。
企業の再建は一段落し、景気も緩やかに回復してきている。次は国の財政再建の番だ。
2005年11月14日更新
<<HOME