すでに東京都等の地方自治体では、スマートフォンを使用して納税することが可能になっております。
具体的には、自動車税のほか、固定資産税、不動産取得税、個人事業税、法人都民税・法人事業税の納税の際、スマートフォン等にスマートフォン決済アプリをインストールし、必要事項を登録した上で、アプリの請求書払いを選択し、納付書に印字されたバーコードを読み込んで支払い手続きします。
なお、2022年1月からは国税に関しても、スマートフォン決済アプリを利用した納税が可能となります。
これまでもクレジットカードでの支払いが可能でしたが、クレジットカードで支払う場合には納税金額に応じて手数料(80円~)が必要になるのに対して、スマートフォン決済アプリを利用した納税の場合には、決済手数料がかかりません。
利用するに当たっての注意点は、利用するアプリによって異なりますが、納付書1枚あたりの合計金額が30万円(au PAYは25万円)以下と制限があります。
(後編へつづく)
(注意)
上記の記載内容は、令和3年8月2日現在の情報に基づいて記載しております。
今後の動向によっては、税制、関係法令等、税務の取扱い等が変わる可能性が十分ありますので、記載の内容・数値等は将来にわたって保証されるものではありません。