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ボクが税理士になったワケ ~よっしゃ、グローブ買ったろう!~

お陰様で2017年8月で税理士開業から丸15年が経ちました。多くのお客様や色々な方々に支えられている事に改めて感謝の気持ちでいっぱいです。

そもそも自分が税理士を目指したのは「野球のグローブ」がきっかけだったのかもしれません・・・。

私の祖父は鉄の商売で儲けていたようで、家にはメイドさんがいて、サイドカーや馬まで保有しており、羽振り良く暮らしていたそうです。しかし、戦後の鉄鋼業界の不況に巻き込まれ、不渡手形で連鎖倒産をし、そこそこの敷地面積があった大阪市内の自宅まで売却せざるを得ませんでした。その頃に私は誕生しました。
倒産して全く労働意欲を失くしてしまった祖父、そんな祖父になり代わりサラリーマン(会計事務所の職員)をしながら借金返済生活をする父、そんな生活が始まりました。

私が小学生の頃、大の阪神タイガースファンであった私は野球にはまり、地元の少年野球チームに入ることになりました。そして「グローブを買ってほしい」と親にねだりました。
しかし、当時の我が家にはそのような余裕は無く、父と母が買ってやるかどうかで夫婦喧嘩を勃発。自分がグローブをねだったせいで喧嘩になっている・・・とても申し訳ない気持ちになり、また、とても悲しい気持ちでその光景をこっそり隠れるように見ていました。

その後、父の頑張りで祖父の代の借金は完済され、私も大学まで進学させてもらえる事ができましたが、私の心には「祖父はなぜ儲かっていた時に貯蓄をしなかったのか?」「なぜもっと経営者として注意しなかったのか?」「なぜ誰かのアドバイスを受けなかったのか?」と色々な疑問が沸くと共に、「グローブ1つで夫婦喧嘩するような家庭を増やしたくない!」と強く思ったのです。
そのためには数字(会計)が分かる必要があると思い、学力的には無名ながら簿記の大家の先生がいる大学を選び、本当の会計学を知りたいとアメリカの大学に留学し、そして、小さな町工場・零細企業の良き相談相手となるべく、税理士を目指した訳です。

日本の売上の9割は大手企業があげていますが、件数的には9割が中小零細企業です。5人・10人・30人と言った家族的な小規模人数で明日が見えない中を奮闘している町の社長。そして、その多くは「静かな絶望の中にある」と言われています。
そんな社長やそこで働く社員さん達が自分の子供に「よっしゃ、グローブ買ったろう!」と言えるような、そして、社長の奥さんも「よっしゃ、そのグローブで野球がんばりや!」と言えるような、そんな家庭がたくさん増えたらどんなに素敵だろうか!・・・。
そのような自分の「税理士を目指した動機」を開業15年目の節目で今一度思い起こすと共に、ハッピーな家族が1件でも増えるよう、私の税理士事務所の改革がこれから始まる予感です。
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2017年9月23日更新
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竹岡税務会計事務所 税理士 竹岡英二
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