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【時事解説】中小企業における脱炭素化・GX その1



 近年、中小企業において対応の重要性が高まっている共通価値の一つとして脱炭素化・GX(グリーン・トランスフォーメーション)があげられます。

 「中小企業白書2025年版」では、アンケート調査に基づいて中小企業における脱炭素化・GXの取組の現状について整理しています。

 まず、脱炭素化の取組段階について企業規模別にみると、「中規模企業」、「小規模事業者」ともに「段階2:事業所全体での年間CO2排出量を把握している」以上の事業者は一定数存在するものの、「段階1:気候変動対応やCO2削減に係る取組の重要性について理解している」が6割超と最も高くなっています。また、「中規模企業」では「小規模事業者」に比べて取組が進展していることがわかります。

 次に、脱炭素化に向けた取組に関する協力要請の状況について業種別にみると、「製造業」、「運輸業、郵便業」、「卸売業」では「協力要請を受けた」割合が他の業種に比べて高い傾向にあります。

 脱炭素化に向けた取組に関する協力要請の状況について「協力要請を受けた」と回答した事業者における、具体的な要請の内容についてみると、「省エネルギー(使用量削減や設備更新等):44.9%」、「CO2排出量の算定(32.4%)」の回答割合が比較的高くなっています。

 支援機関及び地方公共団体における、支援先事業者からのGXに関する相談件数の変化についてみると、2023年に比べて「増加している」と回答した割合は46.2%と約半数となっています。また、支援機関及び地方公共団体における、GX に関する事業者からの相談において、最も件数が多い相談内容についてみると、「補助金など支援策に関する情報収集(40.8%)」と回答した割合が最も高くなっています。(つづく)

(記事提供者:(株)日本ビジネスプラン)
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