竹松 篤 税理士事務所
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【weekly】短期経営計画 その1
長期経営計画について書いてきましたが、次は、短期の経営計画について書きたいと思います。短期とは、1年間のことと定義します。
短期経営計画のポイントは2つです。
1.「事業経営は逆算である」を実務的に分解し、損益計画を作る
2.販売計画
短期経営計画は、損益計算書を使って作り上げます。まずは、計上したい利益額を社長の意思で決定します。これは、欲しい利益であって、できるであろう利益ではありません。そして、経費の項目については、前年を参考にしながら決めていきます。
ここで気にかけなければ
ならないのは、人件費、減価償却費、経費に分類するということです。そして、その1つ1つについてじっくりと考えていくのです。
まず、経費について考えてみましょう。特に、その企業にとって、大きな割合を占める経費については、前年の中味をチェックし、何が削れるのか、また、何が削れないのかを判断し、決めていく必要があります。総勘定元帳を確認するのもよいでしょう。この作業は地味ですが、経営者の方は、一度、実行してみてください。計り知れない情報が詰まっているということがわかります。各セクションの部長が見るのと社長が見るのでは、訳が違います。それは、同じ支出でも見る眼が違うからです。経営者は、1つの経費でも直感的にこれは必要な経費なのか、そうではないのか、ということを現状からではなく、改善できたらどうなるかと思い判断をします。部長クラスは、「この経費は仕事を遂行するためには必要な経費」と現状から判断する場合が多いからです。そして、もう1つの効果は、総勘定元帳を見ていると、会社全体の動きがわかるのです。元帳は、社長の指示した結末がどのようになっているのかを見るには、最適の帳簿なのです。(つづく)
短期経営計画のポイントは2つです。
1.「事業経営は逆算である」を実務的に分解し、損益計画を作る
2.販売計画
短期経営計画は、損益計算書を使って作り上げます。まずは、計上したい利益額を社長の意思で決定します。これは、欲しい利益であって、できるであろう利益ではありません。そして、経費の項目については、前年を参考にしながら決めていきます。
ここで気にかけなければ
ならないのは、人件費、減価償却費、経費に分類するということです。そして、その1つ1つについてじっくりと考えていくのです。
まず、経費について考えてみましょう。特に、その企業にとって、大きな割合を占める経費については、前年の中味をチェックし、何が削れるのか、また、何が削れないのかを判断し、決めていく必要があります。総勘定元帳を確認するのもよいでしょう。この作業は地味ですが、経営者の方は、一度、実行してみてください。計り知れない情報が詰まっているということがわかります。各セクションの部長が見るのと社長が見るのでは、訳が違います。それは、同じ支出でも見る眼が違うからです。経営者は、1つの経費でも直感的にこれは必要な経費なのか、そうではないのか、ということを現状からではなく、改善できたらどうなるかと思い判断をします。部長クラスは、「この経費は仕事を遂行するためには必要な経費」と現状から判断する場合が多いからです。そして、もう1つの効果は、総勘定元帳を見ていると、会社全体の動きがわかるのです。元帳は、社長の指示した結末がどのようになっているのかを見るには、最適の帳簿なのです。(つづく)
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