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製造業は「在庫積み増し」に慎重 経産省
経済産業省が調査、公表している各産業別の統計資料を見ると、景気はやや上向きながら、「在庫の積み増し」については慎重な姿勢を見せているようです。
通常、景気が上向くと企業は販売増、需要増に備えて「在庫積み増し」(=生産、購買等の増加)を行います。また、それにより設備投資や材料、下請け業務等にも良い影響を及ぼし、景気が好循環化していくといった期待が持てるようになります。
しかし、同省の調べによると、鉱工業において生産は順調に推移しているにもかかわらず、在庫高については幾分下落率は良化しているもののなかなか上昇せず、在庫指数は15年ぶりの低水準となっています。そして、これは企業が「在庫積み増し」に慎重な姿勢を見せていることが大きな要因のようなのです。もちろん、背景としては景気浮揚力に対する不信感ということもあります。
ただ、特徴的な要因として、デフレ局面の中で、将来損失の原因となりかねない在庫投資リスクを押さえよう意識や、IT(情報技術)が進歩し、将来需要予測や最適在庫予測の精度が向上していることも見逃せません。在庫に限っていえば、早くも「後退局面に入りつつある」という見方もあるようなのです。
通常、景気が上向くと企業は販売増、需要増に備えて「在庫積み増し」(=生産、購買等の増加)を行います。また、それにより設備投資や材料、下請け業務等にも良い影響を及ぼし、景気が好循環化していくといった期待が持てるようになります。
しかし、同省の調べによると、鉱工業において生産は順調に推移しているにもかかわらず、在庫高については幾分下落率は良化しているもののなかなか上昇せず、在庫指数は15年ぶりの低水準となっています。そして、これは企業が「在庫積み増し」に慎重な姿勢を見せていることが大きな要因のようなのです。もちろん、背景としては景気浮揚力に対する不信感ということもあります。
ただ、特徴的な要因として、デフレ局面の中で、将来損失の原因となりかねない在庫投資リスクを押さえよう意識や、IT(情報技術)が進歩し、将来需要予測や最適在庫予測の精度が向上していることも見逃せません。在庫に限っていえば、早くも「後退局面に入りつつある」という見方もあるようなのです。
2003年11月17日更新
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