お客様の発展を総合的に支援します。

ニュース

会計とは その2

 では、どうすれば解決するのか。そこに登場するのが、「経営会計」という分野です。経営者の知りたいことがわかるように、加工して表にしたものが、経営会計なのです。
 毎月、表を見せられれば、そして、それについて話をすれば、経営は自然に上向きになります。それは、経営者の頭の中に、自然に数字が刷り込まれていくからです。これこそ、会計事務所にしかできないことではないかと思うのです。私達は、そこに、経営会計という発想を取り入れて、月次でのミーティングを実行することにしました。それが、私がいう会計の目的

とも合致するからです。また、顧客満足とも合致するのです。制度会計による財務諸表は、当然必要なものです。誰もが申告をして税金は支払わなくてはならないからです。しかし、それは、お客様からみると、欲しいものではない方が多い。それよりも、「どこに手を打てば利益が出るのか?」「どうすれば、お金が貯まるのか?」がほしい情報なのです。そして、それを満たすことが顧客満足ともつながると思うのです。
 制度会計を満たすソフトは、世の中には、山のようにあります。しかし、この経営会計を満たすソフトは、あまりありません。私達が考え、お客様に提案しないと、お客様の方では、「なんか、ほしい情報がないんだよね~。」という感じでしかないのです。
 自社を、なんとかよくしたいと思われている方は、是非、この経営会計を勉強して下さい。制度会計は、会計事務所に任せておけばいいのです。しかし、経営会計については、自分自身が勉強する必要があります。なぜなら、あなたの経営だからです。
 会計の範囲は非常に広いのですが、経営者として、会計に携わる部分は、この経営会計の部分であるということを、肝に銘じていただければと思います。

2004年5月11日更新
お気軽にお問い合わせください。
三輪 徹夫 税理士事務所