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【時事解説】社保庁 これぞ典型的!システム・・・
【時事解説】社保庁 これぞ典型的!システム導入の失敗パターン その2
1つめは、システムを作る前に、目的が明確に描けているかどうか、ということである。よくある失敗が、「年金支払い状況を管理する」といった程度のぼやけた目的だけで着手してしまうことである。これは絶対に失敗する。専門家と共に、もっと踏み込んだ目的を明確にデザインしておく必要がある。と同時に、システム化の要望が経営戦略に合っているかの確認もしておかなければならないだろう。
2つめは、誰が、いつ、どうやって作業するかなど詳細に業務を把握(ヒヤリング)できているかどうか、である。「実現可能な」システム要件を作ることは、簡単なようでいて非常に難しい。例外事項をどこまでシステム化し、どこからマンパワーや紙ベースで管理するのかといった判断は、ユーザーとの詳細な対話の中から答えを見出すしかないからだ。
3つめは、ユーザー側の受入テストは十二分に行わなければならない、ということである。これこそがシステム導入後に発生しうる重大なトラブルを予見する上での鍵となる。
昨今、新聞紙上でにぎわいを見せている「内部統制」にあてはめて考えてみるならば、今回の問題は、IT全般統制でコントロールされるべきリスクが露呈したに過ぎない。当たり前のことが、当たり前にできていないことから発生した事態であった。この「当たり前」を保証し、証明させる手続きが内部統制である。面倒くさいばかりの内部統制構築作業にも、高い意識を持って取り組んでいただければと思う。
1つめは、システムを作る前に、目的が明確に描けているかどうか、ということである。よくある失敗が、「年金支払い状況を管理する」といった程度のぼやけた目的だけで着手してしまうことである。これは絶対に失敗する。専門家と共に、もっと踏み込んだ目的を明確にデザインしておく必要がある。と同時に、システム化の要望が経営戦略に合っているかの確認もしておかなければならないだろう。
2つめは、誰が、いつ、どうやって作業するかなど詳細に業務を把握(ヒヤリング)できているかどうか、である。「実現可能な」システム要件を作ることは、簡単なようでいて非常に難しい。例外事項をどこまでシステム化し、どこからマンパワーや紙ベースで管理するのかといった判断は、ユーザーとの詳細な対話の中から答えを見出すしかないからだ。
3つめは、ユーザー側の受入テストは十二分に行わなければならない、ということである。これこそがシステム導入後に発生しうる重大なトラブルを予見する上での鍵となる。
昨今、新聞紙上でにぎわいを見せている「内部統制」にあてはめて考えてみるならば、今回の問題は、IT全般統制でコントロールされるべきリスクが露呈したに過ぎない。当たり前のことが、当たり前にできていないことから発生した事態であった。この「当たり前」を保証し、証明させる手続きが内部統制である。面倒くさいばかりの内部統制構築作業にも、高い意識を持って取り組んでいただければと思う。
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