土居 邦明 税理士事務所
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読書日記
12-1-13 「三銃士」 デュマ **
三銃士は意外と颯爽としていない。その上、単細胞の持ち主で酒好きで賭け事好きであまり強いとも思われない。三銃士の友、ダルタニアンは一番若くて智謀はあるがすぐ頭にくる。この4人が宮廷を巡る陰謀を巡って右往左往するさまが痛快。読み出したら止められない面白さだ。
2012-1-4 「天の川の太陽」 黒岩重吾 ****
兄、天智天皇が後継に息子の大友皇子を指名したことによる大海皇子の苦悩、兄の死後、艱難に耐え決起に至る経過、妃たちとの交情が克明に描かれ、壬申の乱時代に生きているような錯覚に襲われる。天武天皇によって編纂された古事記によっているため天智天皇、大友皇子には分が悪く描かれているが、藤原鎌足の器量は高くかっていてリアル感を出している。
11-12-20 「マルテの手記」 リルケ *
だらだらと幼児期から青年になるまでの思い出を語る。リルケの詩を読んだことのない者には、それがどうした、と思うだけ。ひょっとして感性の枯渇した72歳には無謀な読書だったのか。
11-12-10 「レ・ミゼラブル」 ユゴー ****
子供のころ読んだものとストーリーは変わらないが受ける感銘は全く別物を読んだように深い。フランス革命のあと、ナポレオンが登場し敗退した時代を背景に、その時代のパリの風俗、政情がつぶさに描かれる。無垢の愛情を持つジャン・バルジャンはそういう世情の中、パンを一切れ盗んだ罪で30年の牢獄生活を強いられ、出所後も孤児コゼットを抱えジャベール警部の執拗な追跡に逃げ惑う。両者の知恵比べの追跡劇はジャン・バルジャンの深い愛に気づいた警部の悔悟で終わる。が全くのハッピーエンドでないのが哀しい。
11-11-30 「経済古典は役に立つ」 竹中平蔵 ****
大臣を務めた人だけに、アダム・スミスからケインズ、フリードマン等に至る経済理論の中に現代の苦境を脱するヒントがあることをわかりやすく教えてくれる。古典もこういう解説をしてくれると面白味が増し、かつ役に立つ。
国債増発、消費税アップ、TPP等難問にこれら経済学巨匠たちならどう対処するかが示唆されていて興味尽きない。
11-11-20 「路上」 ケルアック **
ハチャメチャな行動と言動で周囲の者の迷惑をものともせず全米中を駆け巡る若者を自身の友人に託して描く。深酒、麻薬、セックス等自由奔放に生きる1950年代のビートジェネレイションの生態を描き衝撃的。しかし、ここまで無茶だと読んでいてもしんどい。
11-11-11 「月とメロン」 丸谷才一 **
暇潰しにはもってこい。文章も中味もしゃれている。なるほどと思いながら読む薀蓄の数々も読んでしまえば覚えていない。そこがまたいい。
11-11-5 「鷲は舞い降りた」 ジャック・ヒギンズ **
ヒムラーは気に入らないと同僚、部下でも捕えて平然と拷問する。身の毛のよだつ拷問に嫌気がさす。後半、ヒムラーに死地に赴かされる英雄シュタイナ大佐が登場、精鋭落下傘部隊を率いて英国の田舎町に降下、チャーチル誘拐に挑む辺りから俄然手に汗握る展開となる。チャーチル拉致の成否は? どんでん返しの結末が泣かせる。
11-10-29 「どくとるマンボウ 昆虫記」 北杜夫 ***
11-10-25 「海の都の物語①~⑥」 塩野七生 ***
11-10-16 「妻は、くノ一」 風野真知雄 *
11-10-11 「読む人間」 大江健三郎 **
11-10-7 「眠狂四郎殺法帖」 柴田錬三郎 **
11-10-1 「ローマ人の物語」41~43 塩野七生 ***
11-9-25 「髪結い伊佐次捕物余話(さんだらぼっち)」 **
11-9-21 「オンリー・イエスタディ」 石原慎太郎 **
11-9-16 「世に棲む日日」 司馬遼太郎 ***
11-9-11 「向田邦子全対談」 **
11-9-6 「蒼穹のかなたへ」 ロバート・ゴダード ***
11-9-1 「雑書放蕩記」 谷沢永一 ***
11-8-27 「秘剣 柳生十兵衛」 早乙女 貢 **
11-8-22 「世界の運命」 ポール・ケネディ ***
11-8-17 「小説のゆくえ」 筒井康隆 ***
11-8-8 「新・堕落論」 石原慎太郎 **
11-8-4 「ロビンソン・クルーソー」 デフォー ***
11-7-25 「神曲」 ダンテ **
三銃士は意外と颯爽としていない。その上、単細胞の持ち主で酒好きで賭け事好きであまり強いとも思われない。三銃士の友、ダルタニアンは一番若くて智謀はあるがすぐ頭にくる。この4人が宮廷を巡る陰謀を巡って右往左往するさまが痛快。読み出したら止められない面白さだ。
2012-1-4 「天の川の太陽」 黒岩重吾 ****
兄、天智天皇が後継に息子の大友皇子を指名したことによる大海皇子の苦悩、兄の死後、艱難に耐え決起に至る経過、妃たちとの交情が克明に描かれ、壬申の乱時代に生きているような錯覚に襲われる。天武天皇によって編纂された古事記によっているため天智天皇、大友皇子には分が悪く描かれているが、藤原鎌足の器量は高くかっていてリアル感を出している。
11-12-20 「マルテの手記」 リルケ *
だらだらと幼児期から青年になるまでの思い出を語る。リルケの詩を読んだことのない者には、それがどうした、と思うだけ。ひょっとして感性の枯渇した72歳には無謀な読書だったのか。
11-12-10 「レ・ミゼラブル」 ユゴー ****
子供のころ読んだものとストーリーは変わらないが受ける感銘は全く別物を読んだように深い。フランス革命のあと、ナポレオンが登場し敗退した時代を背景に、その時代のパリの風俗、政情がつぶさに描かれる。無垢の愛情を持つジャン・バルジャンはそういう世情の中、パンを一切れ盗んだ罪で30年の牢獄生活を強いられ、出所後も孤児コゼットを抱えジャベール警部の執拗な追跡に逃げ惑う。両者の知恵比べの追跡劇はジャン・バルジャンの深い愛に気づいた警部の悔悟で終わる。が全くのハッピーエンドでないのが哀しい。
11-11-30 「経済古典は役に立つ」 竹中平蔵 ****
大臣を務めた人だけに、アダム・スミスからケインズ、フリードマン等に至る経済理論の中に現代の苦境を脱するヒントがあることをわかりやすく教えてくれる。古典もこういう解説をしてくれると面白味が増し、かつ役に立つ。
国債増発、消費税アップ、TPP等難問にこれら経済学巨匠たちならどう対処するかが示唆されていて興味尽きない。
11-11-20 「路上」 ケルアック **
ハチャメチャな行動と言動で周囲の者の迷惑をものともせず全米中を駆け巡る若者を自身の友人に託して描く。深酒、麻薬、セックス等自由奔放に生きる1950年代のビートジェネレイションの生態を描き衝撃的。しかし、ここまで無茶だと読んでいてもしんどい。
11-11-11 「月とメロン」 丸谷才一 **
暇潰しにはもってこい。文章も中味もしゃれている。なるほどと思いながら読む薀蓄の数々も読んでしまえば覚えていない。そこがまたいい。
11-11-5 「鷲は舞い降りた」 ジャック・ヒギンズ **
ヒムラーは気に入らないと同僚、部下でも捕えて平然と拷問する。身の毛のよだつ拷問に嫌気がさす。後半、ヒムラーに死地に赴かされる英雄シュタイナ大佐が登場、精鋭落下傘部隊を率いて英国の田舎町に降下、チャーチル誘拐に挑む辺りから俄然手に汗握る展開となる。チャーチル拉致の成否は? どんでん返しの結末が泣かせる。
11-10-29 「どくとるマンボウ 昆虫記」 北杜夫 ***
11-10-25 「海の都の物語①~⑥」 塩野七生 ***
11-10-16 「妻は、くノ一」 風野真知雄 *
11-10-11 「読む人間」 大江健三郎 **
11-10-7 「眠狂四郎殺法帖」 柴田錬三郎 **
11-10-1 「ローマ人の物語」41~43 塩野七生 ***
11-9-25 「髪結い伊佐次捕物余話(さんだらぼっち)」 **
11-9-21 「オンリー・イエスタディ」 石原慎太郎 **
11-9-16 「世に棲む日日」 司馬遼太郎 ***
11-9-11 「向田邦子全対談」 **
11-9-6 「蒼穹のかなたへ」 ロバート・ゴダード ***
11-9-1 「雑書放蕩記」 谷沢永一 ***
11-8-27 「秘剣 柳生十兵衛」 早乙女 貢 **
11-8-22 「世界の運命」 ポール・ケネディ ***
11-8-17 「小説のゆくえ」 筒井康隆 ***
11-8-8 「新・堕落論」 石原慎太郎 **
11-8-4 「ロビンソン・クルーソー」 デフォー ***
11-7-25 「神曲」 ダンテ **
2012年1月13日更新
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