【相続とは】
相続とは何でしょうか?
今更、何を分かりきったことを、とお思いでしょうか。。。
しかし、本当に相続の持つ意味を理解されていますか。。。
結論から申し上げますと、
1.相続とは単なる遺産の移動ではありません。
2.相続は、人生の仕上げをするための作業です。
3.そして、祖先から受け継いだメッセージを、今度は子孫に託すという意味を持っているのです。
『遺産相続が遺産争続とならないように、遺言書を作成しましょう』という文言が、よく見受けられます。しかし、財産を残す側の一方的な思いだけで遺言書を作るのでは、争いは避けられません。
そのためには、財産を残す人と残される人のお互いの意思疎通が本当に大切になります。
そして、相互の理解のためには、正確な財産評価を行い、全員が納得できる遺言書作りが不可欠です。
意思疎通は双方が歩み寄ることで成り立ちます。実際一方的に意思を書き残した書面は、のちのち、禍をもたらす原因となる場合も多いのです。
財産を残す人と残される人の双方が、ともに、相続の原点に立って、もう一度現状を見直してみませんか。それには、信頼できる第三者のサポートが有効です。
【解決への道】
何よりも早いうちから検討を開始することが重要です。定年前後の時期に開始することが望ましいと思います。
まずは、信頼のおける第三者に、現状を説明し、アドバイスを求めましょう。もちろん、当事者であるあなたが主役です。しかし、少し離れた場所から物事を判断できる、つまり利害関係がない第三者に、現状分析から始めてもらうことが大切です。
上でも述べましたように、第三者として、相続税法の財産評価方法に精通した税理士こそ最適なのです。
その際のアドバイザーを選択する基準として、
1.利害関係者ではない
2.秘密を守れることが確実である
3.一方の立場のみに偏ることのない公平な判断ができる
4.相続税法の財産評価方法に精通している
5.むやみに結論を急がない
6.最初に相談をしっかりと聞いたうえで、その後の進め方と料金の説明が明確である
などが挙げられます。
これらの点に注意して、しっかりとしたアドバイザーを選びましょう。
オフィスくらねは、税金の専門分野に加えて、人生設計(ライフプラン)の基盤となるファイナンス面についても、専門家としての立場から、常に皆様の脇に立って、アドバイスすることをお約束します。