近藤清税理士・行政書士事務所
豊かな未来へ!
-
注目コラム
-
【時事解説】臓器を製造、バイオ3Dプリンティングの可能性 その2 2015年7月27日
-
【時事解説】臓器を製造、バイオ3Dプリンティングの可能性 その1 2015年7月27日
-
【時事解説】伝統技術を活用した異分野との戦略的連携 その2 2015年7月27日
-
【時事解説】伝統技術を活用した異分野との戦略的連携 その1 2015年7月27日
-
《コラム》マイカー通勤者の通勤手当の非課税限度額改定 2014年12月29日
-
《コラム》社会保険・労働保険 給与計算の年間行事 2014年12月29日
-
《コラム》修繕費か取得価額か 外壁塗装等の工事費 2014年10月10日
-
【時事解説】キャッシュフロー経営 その2 2014年1月13日
-
【時事解説】キャッシュフロー経営 その1 2014年1月13日
-
-
お役立ち情報
-
ニュース
-
リンク集
注目コラム
【時事解説】臓器を製造、バイオ3Dプリンティングの可能性 その1
最近、3Dプリンター技術を医療分野に応用した「バイオ3Dプリンティング」技術がめまぐるしく進化しています。3Dプリンターとは、文字通り三次元のプリンティング機器です。私たちが普段利用しているプリンターは紙などの二次元のものに文字や図を印刷します。3Dプリンターは三次元の造形物をつくるところに特徴があります。インクの代わりに樹脂などを用いることで、スマートフォンのカバーや靴といった日用品からフィギュアなどの趣味のもの、さらには大型の3Dプリンターを用いることで、自動車や家までもこしらえることが可能になっています。
経済産業省の「新ものづくり研究会」のレポートによれば、3Dプリンター関連の市場は、2020年、製造された製品や関連のサービスまでを含めると、全世界で21兆円にもなるといわれています。なかでも、医療分野のバイオ3Dプリンティングには、大きな期待が寄せられています。
では、具体的にバイオ3Dプリンティングで何ができるのでしょうか。すでに、人工骨や、歯、義手、義足はつくられています。義手は利用者の手の形のデータをもとに製造するので、従来よりも、個々の患者の体に合ったものをつくることができます。
また、人工皮膚や角膜、軟骨、血管などを作った例は報告されています。アメリカの化粧品会社、ロレアルでは、人工皮膚をバイオ3Dプリンターでつくっています。これにより、製品開発での動物実験をなくすことに成功したといいます。
そして、現在は、さらに進化して、心臓や腎臓、肺といった重要臓器の製造にまで取り組むようになり、注目を集めています。(つづく)
(記事提供者:(株)税務研究会 税研情報センター)
2015年7月27日更新
<<HOME