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【時事解説】アプリは自作の時代になるか その2



 専門知識を必要としない「ノーコード」が注目を集めています。なかでも注目を集めているのは、スマホで使うアプリケーションの分野です。

 今日、DXを推進し、業務効率を向上させようとする企業は多くあります。たとえば、経費精算や在庫管理などの業務は、スタッフがスマホのアプリを用いることで効率化が図れるとされています。
 ただ、こんなアプリがあったらさらに業務の効率化が進むのに……、と思っても、アプリのプログラミングができる人材は慢性的に不足しています。そこで、プログラミングの知識がなくてもアプリの開発ができる、ノーコードを求める声が高まりました。

 ノーコードは大きく2つに分かれ、プログラミングの代わりにドラッグ・アンド・ドロップ操作でアプリを開発するものと、AIが自動的にアプリを生成してくれるものがあります。ドラッグ・アンド・ドロップタイプとは、画面に表示された機能の中で必要なものをドラッグ(該当の機能をマウスのボタンを長押して選択)し、ドロップ(指定された場所に移動させる)で、様々な機能を組み合わせ、アプリを開発する操作を指します。

 AI方式は、たとえば、「製造業で使う在庫管理アプリを作成してください」と書き込むと、生成AIが必要なアプリを短時間で制作するものです。すでに、住宅設備会社では、自社で製作したアプリを用いて、在庫管理の効率化などに取り組み、生産現場の改革を進めています。

 ノーコードが浸透すれば、自らITで業務を改善しようとするカルチャーが現場に根付き、DXや業務の効率化が進むことが期待されます。(了)

(記事提供者:(株)日本ビジネスプラン)
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