最近の集落営農の法人化の傾向として、ひとつ挙げられるのが一般社団法人を利用した2階建て法人の設立。最近では3階建ての法人まで出てきています。
しかし、本当にその法人を設立しても良いですか。これらの法人は複数の地域を合わせた大型の集落営農法人の設立が企画されています。私のこれまで経験してきた持論は「一つの集落法人でも揉めるのに複数の集落が一つになってまとまりますか?」という疑問があります。
農地管理機構から受ける農地主席協力金のプールのため、機械の融通、オペレーターの融通など。。。前向きなものが一つもありません。
これまでの集落営農の法人化も前向きなものがなく、「資源の管理のため」など維持型の法人は結果として衰退しているのが実際です。
よく考えて法人化へと進めましょう。