税理士事務所
TAX PLANNING & MANAGEMENT SERVICE
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田中英二税理士事務所とは
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所長の独り言
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いわゆる節税について 2003年6月25日
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重要なのは安定したキャッシュフローの創出力2 2010年5月31日
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本業をきわめる2 2003年9月12日
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『勘定あって銭たらず』 とは? 2003年12月19日
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利益を確保して税額を減らす方法 2004年9月9日
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所得税59条について 2004年9月24日
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手形を振り出して寄付金を支出した場合 2005年7月30日
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戻ってこないゴルフ会員権の預託金は単純損金 2005年8月2日
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起業家の会社設立前の税務処理に特例措置あり 2005年8月10日
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会社内改革 2005年9月12日
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改正された減価償却の償却方法についての考え方 2007年6月18日
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共有でもえらい違い! 不動産の共有と株式 2007年11月22日
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市民税について 2008年1月23日
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重要なのは安定したキャッシュフローの創出力1 2010年5月31日
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本業をきわめる その1 2003年8月26日
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リンク集
所長の独り言
会社内改革
「会社内を改革していきます」これは、どの経営者も発する言葉です。しかし、「改革」という言葉がイメージする劇的な変化を、あまり経験したことがありません。それが現実なのです。それはなぜなのだろうかと考えてみました。
それは、同じ経営者が、同じ従業員で「改革」をすることは不可能だということではないかということです。改革を宣言しても、実行するのは、そこに集う従業員です。従業員が「改革」をしていこうという気持にならないと、改革はできないのです。そもそも、改革をしなければならないような事態にまでなってしまったのは、現経営者です。その経営者が、いくら改革を叫んでも、なかなか効果がでないのです。従って、「改革」が言葉だけで終わるケースが非常に多いのです。しかし、「改革」は断行していかなければならない。では、どうやったら、改革が断行できるのでしょうか。
改革が成功するためには、2つの方法があるのではと思っています。
1つは、「経営者が変ること。」これは、日産のゴーン氏が思い浮かびます。日産リバイバルプランは、鮮烈でした。あのプランの中で一番印象に残った言葉は、「コミットメント」です。新しい経営者が、過去のウミをすべて出し切ると表明し、そして、それができなければ、責任を取ると明言したのです。その言葉に、従業員が、敏感に反応したのではないでしょうか。もちろん、工場を閉鎖し、仕入業者を圧縮するというハードな内容も含んでいますから、敏感に反応せざるをえないということもあります。そして、今回のソニーの経営者の交代もこの方法ではないかと思います。ただ、私達の多くのクライアントである中小中堅企業では、この方法は、なかなか現実性はありません。オーナー系の企業が多いからです。(つづく)
それは、同じ経営者が、同じ従業員で「改革」をすることは不可能だということではないかということです。改革を宣言しても、実行するのは、そこに集う従業員です。従業員が「改革」をしていこうという気持にならないと、改革はできないのです。そもそも、改革をしなければならないような事態にまでなってしまったのは、現経営者です。その経営者が、いくら改革を叫んでも、なかなか効果がでないのです。従って、「改革」が言葉だけで終わるケースが非常に多いのです。しかし、「改革」は断行していかなければならない。では、どうやったら、改革が断行できるのでしょうか。
改革が成功するためには、2つの方法があるのではと思っています。
1つは、「経営者が変ること。」これは、日産のゴーン氏が思い浮かびます。日産リバイバルプランは、鮮烈でした。あのプランの中で一番印象に残った言葉は、「コミットメント」です。新しい経営者が、過去のウミをすべて出し切ると表明し、そして、それができなければ、責任を取ると明言したのです。その言葉に、従業員が、敏感に反応したのではないでしょうか。もちろん、工場を閉鎖し、仕入業者を圧縮するというハードな内容も含んでいますから、敏感に反応せざるをえないということもあります。そして、今回のソニーの経営者の交代もこの方法ではないかと思います。ただ、私達の多くのクライアントである中小中堅企業では、この方法は、なかなか現実性はありません。オーナー系の企業が多いからです。(つづく)
2005年9月12日更新
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