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【時事解説】教える力の強化で労働力不足を乗り切る!

【時事解説】教える力の強化で労働力不足を乗り切る! その1

 厚生労働省の2月調査によると労働力が「不足」と答えた企業の割合から「過剰」と答えた割合を引いた労働力不足感が全産業平均でプラス22と約13年ぶりの高い水準になった。実際、採用募集をしているが、なかなか採用できないという声が多くなってきた。

 労働力不足に対応する方法としては、さまざまな方法があるが、ここでは、教える力を強化して既存社員の底上げを図り、生産性を向上させる対策を考えてみたい。
 明治大学の齋藤孝教授によれば、教える人に必要な力には「憧れる力」「評価力」「テキスト力」「ライブ力」「育てる力」の5つがあるという。 「憧れる力」とは、仕事に対する情熱である。教える人が自分の仕事に飽き飽きしていたら、テキストに工夫もなく、口調も事務的になる。これでは教わる人は退屈である。情熱があれば、何とか伝えたいという気持ちになり、教え方に工夫が生まれる。また、情熱は教わる人にも伝わるため、相手のモチベーションを高めることができる。私もセミナーに生徒として参加することがあるが、目が輝き生き生きと教えている講師に出会うと、こちらもワクワクした気持ちになる。こういう時のセミナー内容はよく覚えており、何度もテキストを開いて参考にしている。
※参考文献:齋藤 孝「齋藤 孝の相手を伸ばす教え力」(宝島社)
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