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経営者あんしんサポート

記帳業務(簿記)の重要性

会社決算や個人確定申告に必要な帳簿記録について、質問形式で、簡単に述べてみます。

<基本編>

◆質問 帳簿は必要ですか?

★答え 以下の資料を作成するため必要です

1.税務署に提出する資料

2.会社(事業)の営業成績を把握する資料

3.銀行等に営業成績を報告する資料

2の資料を正確に作成していれば、その他は作成しやすいです。

◆質問 簿記とは何ですか?

★答え 帳簿記録のことです。略して簿記といいます。簿記には「単式簿記」と「複式簿記」があります。

◆質問 単式簿記と複式簿記とは何ですか?

★答え 単式簿記とは取引をひとつの帳簿に記入。例えば、家計簿。家計簿は「現金の出入りだけ」に着目します。

★答え 複式簿記は、取引を複数の帳簿に記入します。「現金の出入り」と「何に使ったか・何によって増えたか」に着目し、例えば「現金でガソリン代を支払った」場合、現金の帳簿と消耗品費(=ガソリン代)の帳簿に記入します。

★★不動産所得や事業所得を営んでいる青色申告をされている方で、「正規の簿記」の原則により記帳している方は、55万円を控除できます。電子申告又は電子帳簿保存を行うと最大で65万円の控除を受けることができます。(令和2年度の確定申告より開始されます。)

<応用編>

◆質問 「正規の簿記」とは何ですか

★答え 正規の簿記とは、損益計算書と貸借対照表が導き出せる簿記の方式をいい、一般的には複式簿記を行うことで要件がみたされます。

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井上和久税理士事務所