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事業承継について

何を承継するのか

 事業承継というのは、いったい何を承継するのでしょうか?
 目に見えるものと見えないものがあり、また、形や数値に出来るものとできないものがあります。それは、「経営の承継」「財産の承継」です。具体的にいいますと、

「経営の承継」
 目には見えませんし、形や数値にはできません。経営者の考え方、人徳等承継することが比較的難しいものです
1.経営理念
2.信用
3.人
「財産の承継」
 目に見えるものであり、数値として把握できます。手続きさえ踏んでいけば、比較的簡単に承継することができます。
1.会社の財産
2.個人の財産


 もう少し具体的に解説いたしますと
(経営の承継とは)
1.経営理念
   経営理念とは、経営者の経営に対する考え方です。経営者が事業計画等を作成している
   場合でしたら、たいてい経営理念が最初の項目として明文化して掲げられているはず
   です。経営理念が明文化されていない場合でも、経営者の「こうあるべきだ」という
   経営に対しての考え方が必ずあります。
2.信用
   経営とは、利害関係者からの信用に基づき成り立っております。この経営者だからこそ
   安心して取引ができる・お金を貸すことができる・詳細を決めずに仕事を進めることが
   できる。などなど、取引するうえで非常に重要なものです。
3.人
   人とは、まず会社の社員等です。特に中小企業である場合には、社員等は会社について
   きているというより、この経営者だから働いているという場合が多いと思います。
   そして、経営者が築いてきた人脈があります。直接商売に関係する人脈・個人的で商売
   には直接関係しない人脈等。特に経営者の個性に左右されますので、とても重要で
   あり、また、承継することが困難なものでもあります。

(財産の承継とは)
1.会社の財産
   会社の財産の承継とは、単に会社の決算書の資産負債を引き継ぐという意味では
   ありません。後継者が引継ぐべき適正な資産負債を棚卸して、会社財産と個人財産
   とを明確に区別して適正に評価しなおし、事業に関係する適正な資産負債のみを
   承継するということです。
   具体的にいいますと、不良資産負債は切り捨てて、個人財産は個人に移行し、適正な
   価額に評価して、事業として必要不可欠なもののみを承継するということです。

2.個人の財産
   個人の財産の承継とは、相続に関係せざるを得ないのですが、個人財産(資産負債)
   を棚卸しして、相続税評価額等を確認します。そして、事業に関係するものをピック
   アップして、後継者に承継すべき資産負債を確定していきます。必要に応じて遺言書
   の作成等により事業関連資産負債を確実に後継者へ移行する手段を講じます。









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