森谷税理士事務所
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ノスタルジーについて思うこと その1
先日旅行へ行ってきました。行き先は京都、滋賀です。今回の旅のテーマはノスタルジーということで、ノスタルジーについて考えたことを雑感としてご報告したいと思います。
私はたまたま学生時代京都に在住しており、今回の旅は私自身が過去のノスタルジーに浸る旅となりました。ノスタルジーは郷愁ということだそうですが、人はなぜ郷愁を求めるのでしょうか。
私はふと学生時代のことを思い出しました。京都の四条河原町にコロナ食堂という老夫婦2人だけで切り盛りしている古い食堂があるのですが、
そこは今でも若いカップルの行列ができるスポットだそうです。ご多分に漏れず私も10数年前デートで並んだ記憶があります。勿論味は素晴らしかったのですが、料理は何の変哲も無い洋食でしたし、何の変哲も無い白い皿にぶっきらぼうに並べられており、バブル真っ只中の当時において綺麗なフランス料理屋やイタ飯屋などと比べることなど到底できませんでした。しかし、1時間並んだのです。並んだということは私だけではなくそのときに同じ選択をしたカップルが10組近くは居たということです。
そのとき私は何を求めていたかというと、当時最先端のフランス料理やイタリア料理ばかりだと相手が飽きてしまうと思い、目先を変えることを考えてその店を選択していたと記憶しています。恐らく毎回その洋食屋だったら私はきっと相手に愛想をつかされたことでしょう。しかし私は結果的に相手の目先を変えることが出来、とっても成功したのです(笑)。
上記の事もあり、私は、ノスタルジー志向の増大はブームではなく今後も継続して存在する価値観であると考えます。それは、消費者の選択の幅が広がった結果の産物であるということです。(つづく)
私はたまたま学生時代京都に在住しており、今回の旅は私自身が過去のノスタルジーに浸る旅となりました。ノスタルジーは郷愁ということだそうですが、人はなぜ郷愁を求めるのでしょうか。
私はふと学生時代のことを思い出しました。京都の四条河原町にコロナ食堂という老夫婦2人だけで切り盛りしている古い食堂があるのですが、
そこは今でも若いカップルの行列ができるスポットだそうです。ご多分に漏れず私も10数年前デートで並んだ記憶があります。勿論味は素晴らしかったのですが、料理は何の変哲も無い洋食でしたし、何の変哲も無い白い皿にぶっきらぼうに並べられており、バブル真っ只中の当時において綺麗なフランス料理屋やイタ飯屋などと比べることなど到底できませんでした。しかし、1時間並んだのです。並んだということは私だけではなくそのときに同じ選択をしたカップルが10組近くは居たということです。
そのとき私は何を求めていたかというと、当時最先端のフランス料理やイタリア料理ばかりだと相手が飽きてしまうと思い、目先を変えることを考えてその店を選択していたと記憶しています。恐らく毎回その洋食屋だったら私はきっと相手に愛想をつかされたことでしょう。しかし私は結果的に相手の目先を変えることが出来、とっても成功したのです(笑)。
上記の事もあり、私は、ノスタルジー志向の増大はブームではなく今後も継続して存在する価値観であると考えます。それは、消費者の選択の幅が広がった結果の産物であるということです。(つづく)
2004年2月18日更新
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