(1)会計事務所運営と大学・大学院研究を両立させる理由
簿記、会計、税法は、最も実務に近い学問です。①実務から発生した課題・問題点を
研究課題とし、②大学で理論的な解決、解釈方法を導く。③それを実務(顧問先)で役立てる。④さらに大学の講義に役立てる。そして⑤租税正義を実現する優秀な税理士を多数育成する。⑥その優秀な税理士を大山税理士事務所で受け入れる。⑦税理士育成(実践)と同時に顧問先へのサービス向上を目指す。今後も学生、大山税理士事務所、顧問先お互いの発展と地域社会へ貢献のために努力していきたいと考えています。
(2)税務・会計実務経験
所長税理士大山利信は、中央大学、横浜市立大学大学院で会計学を研究し、その成果を基にプライスウォータハウス(会計事務所世界最大手)青山監査法人国際税務部門、関公認会計士総合事務所で実務経験をさせていただきました。昭和63年働きながら税理士国家試験合格。平成3年独立開業、引き続き税務・会計実務を実践しています。
(3)大学教員としての研究・教育
名古屋学院大学大学院教授(税法系演習、客員)を本務校とし、市立高崎経済大学大学院経済・経営研究科、高田短期大学の講師を兼任し、租税法・会計の研究・実務実践の経験を職員育成、顧問先ご指導、さらに大学院生と税理士育成に役立てています。会計・税法の指導内容は同じですが、それぞれに指導方法が異なります。今年度で15年目の卒業生を社会(会計事務所・医療機関等)に送り出します。顧問先でも多くの卒業生が活躍しています。
(4)産学連携型会計事務所の社会貢献
大学研究・教育と人材(財)育成とが、大山税理士事務所の人材(財)育成と顧問先へのサービス向上につながり、大山税理士事務所の経営理念(産学連携型・地域密着型会計事務所)及び行動指針に沿った社会貢献と認識しています。
<名古屋学院大学大学院> 教授(客員)
1、担当科目:税法系演習
2、研究テーマ:法人税法、所得税法の解釈と適用をめぐる諸問題を、裁判例を通して租税法律主義、租税公平主義の観点から研究。
3、指導目標:申告納税制度の理念に沿った法解釈と租税正義を実現できる租税法律家(税理士)の育成。
<市立高崎経済大学> 兼任講師
1、担当科目:経済学部―租税法
大学院(修士)…租税法研究
大学院(博士)…租税法特論、医療福祉経済政策と経営管理
2、指導目標:研究者養成
<高田短期大学での実務教育内容> 非常勤講師
1、担当科目:簿記、コンピュータ簿記、会計学、租税法、ゼミナール
2、会計実務教育プログラム
①簿記検定合格指導→コンピュータ簿記
②会計原理・理論解説
③租税論:テーマ 租税理論+暮らしの税情報
④税務署見学
⑤春休みの所得税確定申告期税務署アルバイト推進
⑥税を考える週間及び文化祭での税金展(研究課題発表)
⑦卒業論文
⑧就職指導