村松謙一弁護士の体験的企業再建
鹿児島の事件ですが、不思議な体験をしましたので送付します。
天国からのメッセージ
K社長の遺書に「天国に行ったら先生の娘さんを捜します。見つけたら先生にFAXを流します」と書かれていた。
天国から連絡が来た。もちろん私なりに解釈して、天国で私の娘に会ったんだ、そう受け取っている。
K社長と打ち合わせをすることになっていた日から10日ほど経過した頃、弁護士会からFAXが入った。司法修習生の弁護修習を依頼したいという内容だった。
女性の修習生の出身高校を見て、わが目を疑った。娘と同じフェリス女学院であったからだ。
金融債権者の40%を占めるリース会社から電話が入り、再建に協力してくれることで、会社再建の出口が一気に見えてきた。
天国の娘の誕生日だ。ケーキ売り場へ向かった。「ろうそくは何本にしますか」と聞かれた。「ろうそくはいりません」と答えて家路へ急いだ。コートの襟をくすぐるさわやかな夜風が、春の訪れを予感させていた。
2007年1月11日木曜日午後10時よりNHK「プロフェッショナル仕事の流儀」で村松弁護士企業再建の流儀が放送されます。