《3.若干の考察》
大変に充実した内容でした。
(1) 講師が充実
上記のとおり講師陣が大変充実しています。東京税理士会という組織力が十分に発揮されている陣容と思います。
これらの諸先生方から直接お話しを聞くという機会は、実務で仕事を始めてしまうと、ほぼ皆無でした。一回の講義時間が短いという難点はありますが、この時間をどれだけ引き延ばしていけるかが、講義を受けた各税理士個人の力量次第と思います。
(2) 税理士同士の交流
税理士は独立志向の強い方が多いように感じますが、それでも横の連携は貴重です。東京税理士会もその点に配慮し、セミナー終了後3回の懇親会を実施しています。
そのほか今回(7th)はグループアドレスが立ち上がり、ラインも運用されています。先日は、グループアドレスを使って集合写真のリンクが送られました。ラインも活用されていますので、益々の活用に期待したいと思います。
(3) 税理士会務への参加
AI・人工知能が人間を超えてしまいました。Society5.0時代はますますその速度を上げて変化していくと思います。
そのような時代、税理士業も他の職業と同様に単独では成り立ちません。中小企業と社会に支えられて恩返しする。税理士業にはそのような「共存共栄の精神」が必要だと思います。
実際、今回のA-Zセミナーの企画運営には、多数の税理士会関係者の方がかかわり、大変な苦労をされていました。その一方で、税理士会務への参加について税理士個人ごとに賛否多様な意見があることも知りました。
今回いただいた貴重な経験をどのように還元できるかを考え、このブログを通して発信して参ります。
「明日の税理士会を担う人材の育成制度(A-Z セミナー7th)」
開催日 : 平成29年7月15日~平成29年9月16日まで 全8回
開催場所: 東京税理士会会議室
開催目的: 明日の税理士会を担う税理士として研鑽を積む機会を
提供し、税理士に対する信頼と社会評価の向上を図る
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