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【時事解説】中小企業の成長に向けたAI活用 その2
では、中小企業において成長に向けたAI活用は具体的にどのように行われているのでしょうか。そこで「中小企業白書2026年版」において、AIを活用することでパフォーマンスを向上させ、生産性を向上させている企業の事例として紹介された株式会社オプトサイエンス(本社:東京都新宿区)の取組みについてみていきましょう。
株式会社オプトサイエンスは、レーザーに関連した光学機器の輸入販売を行う商社です。同社の取り扱う製品は最先端かつ専門性が高く、個別の技術解説書やマニュアルが用意されていない場合が多いことから、営業担当者は関連する海外論文や英語マニュアルを探して読み込み、自ら技術解説文書を作成する必要がありました。また、広告作成においても膨大な商品群から製品を選び、適切なキャッチコピーを考えるのは容易ではありませんでした。
現社長は、2023年より生成AI を導入し、現社長自ら率先してあらゆる業務への活用を試みました。入力する指示や質問の書き方について勉強会を開くなど、従業員が生成AIに触れる時間や環境も用意しました。
その後、世界中の論文を収集して要約させたり、英語マニュアルを翻訳させ要点を抽出させたりといった営業担当者による活用が広がり、特に経験が少ない若手従業員の技術知識の補完につながりました。また、広告作成にも応用し、商品選定、キャッチコピーの作成、その選定理由や訴求ポイントなどを生成AI に出力させ、それを基に営業担当者が推敲、ブラッシュアップしていく方法を採用したことで、作業効率が劇的に向上しました。
これらの取組により、同社では営業担当者のパフォーマンスや広告効果を向上させることが可能となっているのです。(了)
(記事提供者:(株)日本ビジネスプラン)
2026年8月31日更新
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