土居 邦明 税理士事務所
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事務所紹介
読書日記
2026-4-12 「用心棒」 鳥羽亮 C
黒沢監督の「用心棒」を意識して書いたという。筋書きは面白いが登場人物に深みがなく与えられた役の通りに動いている操り人形のようで味気ない。鳥羽亮の小説ははじめてなのであと数冊読んでから好悪を判断したい。
2026-4-5 「長野殺人事件」 内田康夫 C
10年前の長野オリンピック使途不明金を巡る県会議員と現知事との確執は殺人にまで発展する。次々に起こる死体遺棄事件に長野のコロンボこと岩さんと浅見光彦が挑む。前に読んだのか、観たのか筋書きはおぼろに見える。それにしても面白さは変わらない。兎に角引き込まれる、面白い。
2026-3-31 「私は93歳の新聞記者」 涌井友子 C
東京中野区でローカル新聞を半世紀に亙り発行している93歳の現役記者涌井友子さんの記者魂が苦労話の合間にほの見えて癒される。中野区は上京して最初に住んだ場所でもあり、当時すでにローカル紙を発行していたと知り感慨深いものがある。
2026-3-24 「密命③残月無想斬り」 佐伯泰英 C
信玄公に仕えた165歳の老剣士が八代将軍吉宗を狙い暗躍する奇想天外な一幕。徳川家に恨みを持つ老剣士とその一派は執拗に吉宗を狙い暗躍する。将軍職を吉宗に横取りされたと恨む尾張藩主兄弟は密かに老剣士に吉宗暗殺を依頼する。老剣士の摩訶不思議な妖気に吉宗警護の剣客が次々に倒される。大岡忠相とタッグを組む金杉惣三郎も魔剣の前になすすべがない。二人は老剣士をおびき寄せるべく壮大な芝居を打つ。果たして結果は? 反旗を翻す尾張藩の行く末は?
2026-3-18 「街道をゆく⑪肥前の諸街道」 司馬遼太郎 B
平戸開港に始まる外国との交流交易は長崎に移りオランダとの交易は幕末まで続く。イエズス会、カトリック、プロテスタント入り乱れての先陣争い、ポルトガル、スペイン、オランダの敵対と幕府の対外外交の改変とが重なり長崎は翻弄され続ける。「街道をゆく」とはいいながら歴史に思いを致す本編もまた楽しい。
2026-3-11 「時を超える旅」 平山郁夫 C
敦煌、アンコールワット、イスタンブール、カッパドキア、ローマ、シエナ、ベネチェア、アブシンベル神殿等々、訪れた時の光景と感動が平山郁夫の絵で蘇る。
2026-3-5 「公事宿事件書留帳⑧」 澤田ふじ子 C
シジミ売りの少年を助ける話、名画をびりびり破いて桂川に流し息子の危難を救う母の話、老舗の扇屋の主が死ぬ際に残した悔悟、遺言を実行しようとする妻、阻もうとする息子たちの話。どれもこれも菊太郎の思いやり深い情味溢れる行動により円満解決、めでたし目出度し。が安易すぎる結末のようなのが気になる。
2026-2-28 「追悼㊦」 山口瞳 B
週刊新潮のエッセイ「男性自身」に31年間連載した中から付き合いのあった故人の追悼記を抜粋した、とある。作家の魅力だけでなく作品についての寸評も適格で惚れ惚れしながら読む。
「力一杯仕事をして、贅沢もして、いそいで人生を駆け抜けてしまう人がいる。中上健次、梶山季之、開高健、向田邦子なんかがそうだ。」
「生まれながらにして小説家というのが一人いるよ。作品だけじゃなくて生き方も小説家なんだ。それは吉行淳之介という男だ(柴田錬三郎)」。
「斎藤さん(週刊新潮編集長)が天才だと言った作家が二人いる。一人は五味康祐。もう一人は山口瞳」。
2026-2-21 「酔いどれ小籐次留書⑪偽小籐次」 佐伯泰英 C
「留書」とあるので追加のエピソードでもあるかと思い1冊100円で4巻買って読んでみる。面白い、が「偽小籐次」の話はそっくり前に読んだものと同じ。書庫で「酔いどれ小籐次⑪偽小籐次」を出して読んでみる。まったく同じ。巻末に曰く、「本書は加筆修正した決定版です」。ほぼ同じものでタイトルを少し変えて2度稼ごうとは呆れてものが言えない。
2026-2-14 「街道をゆく⑩羽州街道・佐渡のみち」 司馬遼太郎 B
佐渡は銀山を巡る徳川幕府との関わりがすべてのような島で大久保長安による銀鉱山の発展、佐渡奉行による行政が幕末まで続き、奉行所所在地はいまも島の行政施設の中心として活動する。徳川幕府崩壊の報が佐渡に届いたのは1か月後だったという。
黒沢監督の「用心棒」を意識して書いたという。筋書きは面白いが登場人物に深みがなく与えられた役の通りに動いている操り人形のようで味気ない。鳥羽亮の小説ははじめてなのであと数冊読んでから好悪を判断したい。
2026-4-5 「長野殺人事件」 内田康夫 C
10年前の長野オリンピック使途不明金を巡る県会議員と現知事との確執は殺人にまで発展する。次々に起こる死体遺棄事件に長野のコロンボこと岩さんと浅見光彦が挑む。前に読んだのか、観たのか筋書きはおぼろに見える。それにしても面白さは変わらない。兎に角引き込まれる、面白い。
2026-3-31 「私は93歳の新聞記者」 涌井友子 C
東京中野区でローカル新聞を半世紀に亙り発行している93歳の現役記者涌井友子さんの記者魂が苦労話の合間にほの見えて癒される。中野区は上京して最初に住んだ場所でもあり、当時すでにローカル紙を発行していたと知り感慨深いものがある。
2026-3-24 「密命③残月無想斬り」 佐伯泰英 C
信玄公に仕えた165歳の老剣士が八代将軍吉宗を狙い暗躍する奇想天外な一幕。徳川家に恨みを持つ老剣士とその一派は執拗に吉宗を狙い暗躍する。将軍職を吉宗に横取りされたと恨む尾張藩主兄弟は密かに老剣士に吉宗暗殺を依頼する。老剣士の摩訶不思議な妖気に吉宗警護の剣客が次々に倒される。大岡忠相とタッグを組む金杉惣三郎も魔剣の前になすすべがない。二人は老剣士をおびき寄せるべく壮大な芝居を打つ。果たして結果は? 反旗を翻す尾張藩の行く末は?
2026-3-18 「街道をゆく⑪肥前の諸街道」 司馬遼太郎 B
平戸開港に始まる外国との交流交易は長崎に移りオランダとの交易は幕末まで続く。イエズス会、カトリック、プロテスタント入り乱れての先陣争い、ポルトガル、スペイン、オランダの敵対と幕府の対外外交の改変とが重なり長崎は翻弄され続ける。「街道をゆく」とはいいながら歴史に思いを致す本編もまた楽しい。
2026-3-11 「時を超える旅」 平山郁夫 C
敦煌、アンコールワット、イスタンブール、カッパドキア、ローマ、シエナ、ベネチェア、アブシンベル神殿等々、訪れた時の光景と感動が平山郁夫の絵で蘇る。
2026-3-5 「公事宿事件書留帳⑧」 澤田ふじ子 C
シジミ売りの少年を助ける話、名画をびりびり破いて桂川に流し息子の危難を救う母の話、老舗の扇屋の主が死ぬ際に残した悔悟、遺言を実行しようとする妻、阻もうとする息子たちの話。どれもこれも菊太郎の思いやり深い情味溢れる行動により円満解決、めでたし目出度し。が安易すぎる結末のようなのが気になる。
2026-2-28 「追悼㊦」 山口瞳 B
週刊新潮のエッセイ「男性自身」に31年間連載した中から付き合いのあった故人の追悼記を抜粋した、とある。作家の魅力だけでなく作品についての寸評も適格で惚れ惚れしながら読む。
「力一杯仕事をして、贅沢もして、いそいで人生を駆け抜けてしまう人がいる。中上健次、梶山季之、開高健、向田邦子なんかがそうだ。」
「生まれながらにして小説家というのが一人いるよ。作品だけじゃなくて生き方も小説家なんだ。それは吉行淳之介という男だ(柴田錬三郎)」。
「斎藤さん(週刊新潮編集長)が天才だと言った作家が二人いる。一人は五味康祐。もう一人は山口瞳」。
2026-2-21 「酔いどれ小籐次留書⑪偽小籐次」 佐伯泰英 C
「留書」とあるので追加のエピソードでもあるかと思い1冊100円で4巻買って読んでみる。面白い、が「偽小籐次」の話はそっくり前に読んだものと同じ。書庫で「酔いどれ小籐次⑪偽小籐次」を出して読んでみる。まったく同じ。巻末に曰く、「本書は加筆修正した決定版です」。ほぼ同じものでタイトルを少し変えて2度稼ごうとは呆れてものが言えない。
2026-2-14 「街道をゆく⑩羽州街道・佐渡のみち」 司馬遼太郎 B
佐渡は銀山を巡る徳川幕府との関わりがすべてのような島で大久保長安による銀鉱山の発展、佐渡奉行による行政が幕末まで続き、奉行所所在地はいまも島の行政施設の中心として活動する。徳川幕府崩壊の報が佐渡に届いたのは1か月後だったという。
2026-2-7 「追 悼㊤」 山口瞳 B
編集者として付き合いのあった作家を追悼する文章は作家論としても興味深い。圧巻は事故死した向田邦子に捧げる「木槿の花」の一篇。現代の清少納言だ、樋口一葉だ、ともてはやされた作家を論じてこれほど微に入り細に入り作品だけでなく人物にまで魅力的に語った文章を知らない。向田邦子の処女性を問われ、真実を知る山口瞳は「向田邦子は“新品同様”です。逢うたびにどんどん綺麗になる。」等の名言で本人を微苦笑させる。 向田邦子の小説、エッセイは何回読んでも味があり魅力が失せない。
2026-1-31 「高瀬川女船歌③」 澤田ふじ子 C
山奥の村の谷川に橋を架ける資金を集めるために京で勧進を行う僧普照は、喜捨を享けた金十両を親切にしてやった悪者に奪われる。偶然遭遇した幼馴染との淡い恋、二人の行く末もさることながら架橋の願いはどうなるのか?宗因はじめ情味溢れる人たちの物語はほんわかと心に沁みる。
2026-1-24 「密命⑩遺恨」 佐伯泰英
金杉惣三郎・大岡忠相コンビを狙う尾張藩の刺客たちとの戦いは、周りを巻き込んで執拗に続く。武者修行中の倅清之助にも魔の手が伸びる。長屋に暮らす惣三郎の家族にも不気味な嫌がらせの眼が迫る。将軍職を吉宗に奪われた尾張藩の遺恨は深い。どうする惣三郎・・・
2026-1-18 「仕掛人・藤枝梅安⑥」 池波正太郎 B
親分を梅安に殺害された子分たちが仕掛人を雇い、あの手この手で梅安を狙う。鍼医梅安は情がありながら強く、魅了される。濡れ場がたまにあるのもいい。久しぶりに歯切れ、テンポの良い池波正太郎節に酔う。
2026-1-14 「ゴルギアス」 プラトン C
「ソクラテスの弁明」「クリトン」に続く三部作の一つ「ゴルギアス」は、医術の知識はなくとも医者を説得することができると豪語する弁論家ゴルギアスを相手にソクラテスは弁論術とは何かを追求する。弁論術師は正義の人、不正をしない人、徳のある人でなくてはならない。権力者や大衆におべっかを使うのは弁論家の仕事ではない。たとえ不正の人に裁判にかけられても死を恐れず人生のあるべき道を説かねばならない。
ソクラテスは自分の人生を、刑死を予言するような弁論でゴルギアスとその弟子たちを諄々と論破する。2400年前の、日本でいえば縄文時代の、迫力が熱く迫る。
2026-1-8 「公事宿事件書留帳②」 澤田ふじ子 C
「木戸の椿」「金仏心中」等どれもこれも情味溢れる物語で安眠の良薬。
幼女が公事宿の前を行きつ戻りつしながら湯治から帰らぬおじい様のことを相談すべきかどうか迷っている「甘い罠」は記憶に残る。
2026-1-5 「ソクラテスの弁明」 プラトン 田中美知太郎訳 C
“アテナイ人諸君!”と何度も何度も呼びかける裁判におけるソクラテスの弁明は正義について平明に執拗に語る。俗物が言いがかりにより正義の士をいかに糾弾するか、正義は死よりも貴い等々を滔々と述べる。1回目の評決は死刑賛成280反対220。しかし“アテナイ人諸君”の呼びかけの中に“アテナイの俗物諸君”の意を感じ取った人々の反感が2回目評決を賛成360 反対140としたと思われ、弁明空しく死刑確定。神を信じないこと、若者を悪に煽動した、というでっち上げの他愛ない罪で。ソクラテスは、しかし「悪法も、また法なり}の名セリフとともに従容として死に赴く。時に70歳、紀元前4世紀。
2025-12-29 「項羽と劉邦㊦」 司馬遼太郎 B
項羽に連戦連敗の劉邦は逃げに逃げる。そして籠城。項羽軍に囲まれ和議を申し出る。優勢とはいえ、糧道を断たれ餓死寸前の項羽軍は和議を受け入れ撤退する。参謀の進言で劉邦はいやいやながら撤退中の項羽軍に襲い掛かる。項羽軍の反撃に劉邦はまたも逃げる。しかし劉邦の意を受けた韓信が後方を攪乱、やむなく項羽軍は山城に籠る。食料も尽き、孤軍となった項羽はもはやこれまでと敵中突破を図る。があえなく落命。紀元前202年、ときに31歳。参謀を大切にした劉邦、親族だけで周りを固めた項羽、両雄の戦いはかくして漢帝国の成立で決着する。
最後に谷沢永一の解説の一言。“「項羽と劉邦」は、人望とはなにかをめぐる明晰な考察の集大成なのである。”言われてみれば、たしかに両者の人望の違いの戦い、であった。
2025-12-25 「項羽と劉邦㊤」 司馬遼太郎 B
紀元前3世紀、秦の始皇帝は中国を統一し戦国時代に終止符をうつ。項羽、劉邦は秦帝国を倒すべく立ち上がる。項羽は7万の寡兵を率い、常勝将軍に率いられた40万の秦軍をやぶる。駄々っ子のような、しかし人望熱き項羽、勇猛果敢な劉邦両雄の確執とこれからの戦いに手に汗を握る。
編集者として付き合いのあった作家を追悼する文章は作家論としても興味深い。圧巻は事故死した向田邦子に捧げる「木槿の花」の一篇。現代の清少納言だ、樋口一葉だ、ともてはやされた作家を論じてこれほど微に入り細に入り作品だけでなく人物にまで魅力的に語った文章を知らない。向田邦子の処女性を問われ、真実を知る山口瞳は「向田邦子は“新品同様”です。逢うたびにどんどん綺麗になる。」等の名言で本人を微苦笑させる。 向田邦子の小説、エッセイは何回読んでも味があり魅力が失せない。
2026-1-31 「高瀬川女船歌③」 澤田ふじ子 C
山奥の村の谷川に橋を架ける資金を集めるために京で勧進を行う僧普照は、喜捨を享けた金十両を親切にしてやった悪者に奪われる。偶然遭遇した幼馴染との淡い恋、二人の行く末もさることながら架橋の願いはどうなるのか?宗因はじめ情味溢れる人たちの物語はほんわかと心に沁みる。
2026-1-24 「密命⑩遺恨」 佐伯泰英
金杉惣三郎・大岡忠相コンビを狙う尾張藩の刺客たちとの戦いは、周りを巻き込んで執拗に続く。武者修行中の倅清之助にも魔の手が伸びる。長屋に暮らす惣三郎の家族にも不気味な嫌がらせの眼が迫る。将軍職を吉宗に奪われた尾張藩の遺恨は深い。どうする惣三郎・・・
2026-1-18 「仕掛人・藤枝梅安⑥」 池波正太郎 B
親分を梅安に殺害された子分たちが仕掛人を雇い、あの手この手で梅安を狙う。鍼医梅安は情がありながら強く、魅了される。濡れ場がたまにあるのもいい。久しぶりに歯切れ、テンポの良い池波正太郎節に酔う。
2026-1-14 「ゴルギアス」 プラトン C
「ソクラテスの弁明」「クリトン」に続く三部作の一つ「ゴルギアス」は、医術の知識はなくとも医者を説得することができると豪語する弁論家ゴルギアスを相手にソクラテスは弁論術とは何かを追求する。弁論術師は正義の人、不正をしない人、徳のある人でなくてはならない。権力者や大衆におべっかを使うのは弁論家の仕事ではない。たとえ不正の人に裁判にかけられても死を恐れず人生のあるべき道を説かねばならない。
ソクラテスは自分の人生を、刑死を予言するような弁論でゴルギアスとその弟子たちを諄々と論破する。2400年前の、日本でいえば縄文時代の、迫力が熱く迫る。
2026-1-8 「公事宿事件書留帳②」 澤田ふじ子 C
「木戸の椿」「金仏心中」等どれもこれも情味溢れる物語で安眠の良薬。
幼女が公事宿の前を行きつ戻りつしながら湯治から帰らぬおじい様のことを相談すべきかどうか迷っている「甘い罠」は記憶に残る。
2026-1-5 「ソクラテスの弁明」 プラトン 田中美知太郎訳 C
“アテナイ人諸君!”と何度も何度も呼びかける裁判におけるソクラテスの弁明は正義について平明に執拗に語る。俗物が言いがかりにより正義の士をいかに糾弾するか、正義は死よりも貴い等々を滔々と述べる。1回目の評決は死刑賛成280反対220。しかし“アテナイ人諸君”の呼びかけの中に“アテナイの俗物諸君”の意を感じ取った人々の反感が2回目評決を賛成360 反対140としたと思われ、弁明空しく死刑確定。神を信じないこと、若者を悪に煽動した、というでっち上げの他愛ない罪で。ソクラテスは、しかし「悪法も、また法なり}の名セリフとともに従容として死に赴く。時に70歳、紀元前4世紀。
2025-12-29 「項羽と劉邦㊦」 司馬遼太郎 B
項羽に連戦連敗の劉邦は逃げに逃げる。そして籠城。項羽軍に囲まれ和議を申し出る。優勢とはいえ、糧道を断たれ餓死寸前の項羽軍は和議を受け入れ撤退する。参謀の進言で劉邦はいやいやながら撤退中の項羽軍に襲い掛かる。項羽軍の反撃に劉邦はまたも逃げる。しかし劉邦の意を受けた韓信が後方を攪乱、やむなく項羽軍は山城に籠る。食料も尽き、孤軍となった項羽はもはやこれまでと敵中突破を図る。があえなく落命。紀元前202年、ときに31歳。参謀を大切にした劉邦、親族だけで周りを固めた項羽、両雄の戦いはかくして漢帝国の成立で決着する。
最後に谷沢永一の解説の一言。“「項羽と劉邦」は、人望とはなにかをめぐる明晰な考察の集大成なのである。”言われてみれば、たしかに両者の人望の違いの戦い、であった。
2025-12-25 「項羽と劉邦㊤」 司馬遼太郎 B
紀元前3世紀、秦の始皇帝は中国を統一し戦国時代に終止符をうつ。項羽、劉邦は秦帝国を倒すべく立ち上がる。項羽は7万の寡兵を率い、常勝将軍に率いられた40万の秦軍をやぶる。駄々っ子のような、しかし人望熱き項羽、勇猛果敢な劉邦両雄の確執とこれからの戦いに手に汗を握る。
2025-12-22 「淀川長治 映画物語」 C
2025-12-18 「街道をゆく⑨」信州佐久平、潟のみち 司馬遼太郎 B
2025-12-14 「超図解 最強に面白い宇宙」 C
2025-12-11 「骨は珊瑚、眼は真珠」 池澤夏樹 C
2025-12-7 「東京日記 卵一個ぶんのお祝い」 川上弘美 C
2025-12-3 「水木しげるのラバウル戦記」 C
2025-11-30 「密命⑨御庭番斬殺・極意」 佐伯泰英 C
2025-11-27 「経済学の歴史」 ガルブレイス 鈴木哲太郎訳 B
2025-11-24 「長生きは老化のもと」 土屋賢二 C
2025-11-21 「日本文学史序説㊦」 加藤周一 A
2025-11-18 「夫婦の一日」 遠藤周作短編集 B
2025-11-14 「経済分析の歴史⓻」 シュムペーター C
2025-11-11 「古い洋画と新しい邦画と」 小林信彦 C
2025-11-8 「経済分析の歴史⑥」 シュムペーター 東畑精一訳 C
2025-11-6 「密命・尾張柳生剣、悲恋⑧」 佐伯泰英 C
2025-11-3 「銀の匙」 中 勘助 B
2025-10-31 「経済分析の歴史⑤」 シュンペーター B
2025-10-23 「経済分析の歴史④」 シュンペーター C
2025-10-20 「密命②弦月三十二人斬り」 佐伯泰英 C
2025-10-14 「皇女の霊柩」 内田康夫 C
2025-10-10 「グリーンピースの秘密」 小川 糸 D
2025-10-4 「萩殺人事件」 内田康夫 C
2025-9-30 「日本文学史序説㊤」 加藤周一 B
2025-9-24 「膝を打つ」 丸谷才一 C
2025-9-20 「あなたの知らないガリバー旅行記」 阿刀田高 C
2025-9-15 「山の音」 川端康成 B
2025-9-14 「ぼくの大好きな青髭」 庄司 薫 C
2025-9-12 「天声人語⑥」1967-1970 入江徳郎 C
2025-9-9 「赤頭巾ちゃん気を付けて」 庄司 薫 B
2025-9-5 「静かなるドン」23-34 新田たつお C
2025-9-2 「対談 日本の文学(素顔の文豪たち)」中央公論新社編 B
2025-8-29 「世界は“使われなかった人生”であふれている」 沢木耕太郎 B
2025-8-26 「兵士に聞け」 杉山隆男 B
2025-8-23 「日本人とはなにか」 司馬遼太郎対談集4 B
2025-8-19 「名医が教える血圧・血糖値の下げ方」 週刊ポスト B
2025-8-17 「平家伝説殺人事件」 内田康夫 C
2025-8-14 「大声小声」 曽野綾子・上坂冬子 C
2025-8-8 「後鳥羽伝説殺人事件」 内田康夫 C
2025-8-5 「資本主義と自由」 スティグリッツ A
2025-7-31 「ケトン体が人類を救う」 宗田哲男 B
2025-7-29 映画“恋人までのディスタンス(距離)”。原題はBefore Sunrise”
2025-7-28 「駄文集大成 おねえさんといっしょ」 野田秀樹 D
2025-7-25 「役者人生、泣き笑い」 西田敏行 C
2025-7-22 「時間・自己・幻想」 マルクス・ガブリエル C
2025-7-19 「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド㊦」 B
2025-7-17 「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド㊤」 村上春樹 B
2025-7-14 「今昔物語絵双紙」 田辺聖子 絵・岡田嘉夫 C
2025-7-11 「しまなみ幻想」 内田康夫 C
2025-7-8 「口入屋用心棒&」 鈴木英治 C
2025-7-5 「公事宿事件書留帳⑯」 澤田ふじ子 C
2025-6-30 「イースト・リバーの蟹」 城山三郎 C
2025-6-25 「歴史と小説」 司馬遼太郎 B
2025-6-22 「シルバー川柳 10」 全国老人ホーム協会 C
2025-6-19 「哲学と宗教全史」 出口治明 A
2025-6-16 「やっぱり宇宙はすごい」 佐々木亮 C
2025-6-13 「倉敷殺人事件」 内田康夫 C
2025-6-10 「新宿鮫・風化水脈」 大沢在昌 B
2025-6-5 「読むことは生きること」 柳田邦男 B
2025-5-19 「カエサルを撃て」 佐藤賢一 C
2025-5-12 「倫理資本主義の時代」 マルクス・ガブリエル B
2025-5-9 「娘への読書案内」 渡辺京二 B
2025-12-18 「街道をゆく⑨」信州佐久平、潟のみち 司馬遼太郎 B
2025-12-14 「超図解 最強に面白い宇宙」 C
2025-12-11 「骨は珊瑚、眼は真珠」 池澤夏樹 C
2025-12-7 「東京日記 卵一個ぶんのお祝い」 川上弘美 C
2025-12-3 「水木しげるのラバウル戦記」 C
2025-11-30 「密命⑨御庭番斬殺・極意」 佐伯泰英 C
2025-11-27 「経済学の歴史」 ガルブレイス 鈴木哲太郎訳 B
2025-11-24 「長生きは老化のもと」 土屋賢二 C
2025-11-21 「日本文学史序説㊦」 加藤周一 A
2025-11-18 「夫婦の一日」 遠藤周作短編集 B
2025-11-14 「経済分析の歴史⓻」 シュムペーター C
2025-11-11 「古い洋画と新しい邦画と」 小林信彦 C
2025-11-8 「経済分析の歴史⑥」 シュムペーター 東畑精一訳 C
2025-11-6 「密命・尾張柳生剣、悲恋⑧」 佐伯泰英 C
2025-11-3 「銀の匙」 中 勘助 B
2025-10-31 「経済分析の歴史⑤」 シュンペーター B
2025-10-23 「経済分析の歴史④」 シュンペーター C
2025-10-20 「密命②弦月三十二人斬り」 佐伯泰英 C
2025-10-14 「皇女の霊柩」 内田康夫 C
2025-10-10 「グリーンピースの秘密」 小川 糸 D
2025-10-4 「萩殺人事件」 内田康夫 C
2025-9-30 「日本文学史序説㊤」 加藤周一 B
2025-9-24 「膝を打つ」 丸谷才一 C
2025-9-20 「あなたの知らないガリバー旅行記」 阿刀田高 C
2025-9-15 「山の音」 川端康成 B
2025-9-14 「ぼくの大好きな青髭」 庄司 薫 C
2025-9-12 「天声人語⑥」1967-1970 入江徳郎 C
2025-9-9 「赤頭巾ちゃん気を付けて」 庄司 薫 B
2025-9-5 「静かなるドン」23-34 新田たつお C
2025-9-2 「対談 日本の文学(素顔の文豪たち)」中央公論新社編 B
2025-8-29 「世界は“使われなかった人生”であふれている」 沢木耕太郎 B
2025-8-26 「兵士に聞け」 杉山隆男 B
2025-8-23 「日本人とはなにか」 司馬遼太郎対談集4 B
2025-8-19 「名医が教える血圧・血糖値の下げ方」 週刊ポスト B
2025-8-17 「平家伝説殺人事件」 内田康夫 C
2025-8-14 「大声小声」 曽野綾子・上坂冬子 C
2025-8-8 「後鳥羽伝説殺人事件」 内田康夫 C
2025-8-5 「資本主義と自由」 スティグリッツ A
2025-7-31 「ケトン体が人類を救う」 宗田哲男 B
2025-7-29 映画“恋人までのディスタンス(距離)”。原題はBefore Sunrise”
2025-7-28 「駄文集大成 おねえさんといっしょ」 野田秀樹 D
2025-7-25 「役者人生、泣き笑い」 西田敏行 C
2025-7-22 「時間・自己・幻想」 マルクス・ガブリエル C
2025-7-19 「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド㊦」 B
2025-7-17 「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド㊤」 村上春樹 B
2025-7-14 「今昔物語絵双紙」 田辺聖子 絵・岡田嘉夫 C
2025-7-11 「しまなみ幻想」 内田康夫 C
2025-7-8 「口入屋用心棒&」 鈴木英治 C
2025-7-5 「公事宿事件書留帳⑯」 澤田ふじ子 C
2025-6-30 「イースト・リバーの蟹」 城山三郎 C
2025-6-25 「歴史と小説」 司馬遼太郎 B
2025-6-22 「シルバー川柳 10」 全国老人ホーム協会 C
2025-6-19 「哲学と宗教全史」 出口治明 A
2025-6-16 「やっぱり宇宙はすごい」 佐々木亮 C
2025-6-13 「倉敷殺人事件」 内田康夫 C
2025-6-10 「新宿鮫・風化水脈」 大沢在昌 B
2025-6-5 「読むことは生きること」 柳田邦男 B
2025-5-19 「カエサルを撃て」 佐藤賢一 C
2025-5-12 「倫理資本主義の時代」 マルクス・ガブリエル B
2025-5-9 「娘への読書案内」 渡辺京二 B
2026年4月12日更新
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