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時事解説
【時事解説】やる気と無気力の源泉は?その1
解体的出直しが叫ばれている社会保険庁が組織改革の一環として人事制度を見直すようだ。これまでの年功序列要素の強い評価制度に変わって、職員の実績と能力を評価に反映する実績評価主義を取り入れる。民間企業では当たり前の動きであるが、職員のやる気を引き出し国民の信頼回復につなげるには、実績評価制度が有効であると判断した結果であろう。
職員のやる気を引き出して組織改革を実現する試みであるが、では「やる気」や「無気力」はどのように醸成されるのであろうか。様々な分析アプローチがあるが、今回は、心理学の視点から明らかにしたい。
人がやる気になるには、起こした行動とその結果に随伴性があることが重要である。要するに、頑張ったら頑張っただけの効用がもたらされるということである。イルカのショーに例えれば、イルカは芸をすることで(行動)、結果として、餌を獲得できる(結果)。この随伴性を学習することで、イルカは芸ができるようになる。実績評価主義も職員の業績を賞与などの結果に反映することで、随伴性を高め、やる気を引き出すものである。しかし、この随伴性が機能しないとどうなるか?
2005年12月13日更新
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