松浦純司税理士事務所
『経営を楽しく』するのは、
『会計データの生かし方』次第です。
正しい会計は経営を健全にします。
決算書は経営者自身への”自己報告”そのものです。
会計データを利用してムラの無い経営を目指します。
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インボイス18 勘違い
インボイス登録をした個人事業者の多くが消費税の無申告状態になっているようです。消費税は自動車税等と違い自分で申告書を書いて提出しなければなりません。
(計算上の誤解)
「インボイス未登録者へ支払う消費税はその20%部分は納税額から控除出来ない。」ことを理由に未登録者に対する消費税をこれまでの10%から8%に引き下げた企業も多いようです。
しかし申告書の計算式を見る限りこれでスッキリとはいきません。
未登録者に税込み10,800円(内消費税8%)を支払った場合
全体10,800円×10/110=981円 が消費税とみなされます。(800円ではありません)
そのため981円×20%=196円 は消費税の計算上差し引けません。
即ち80%(800円)の消費税しか払わなかったつもりでもその他196円部分は国にも納付しなければならなくなり結局は800円+196円=916円の負担となります。
改正前の10%(1,000円)で支払っていた場合に比べると全体としては若干負担が軽くはなるためそれはそれで良いのかもしれません。
未登録者に対し消費税を乗せずに税抜き額で払ったつもりでも同様に“内税扱い”されるため自動的に消費税が発生し、必ず20%の否認部分が発生することを認識しておいて下さい。
(計算上の誤解)
「インボイス未登録者へ支払う消費税はその20%部分は納税額から控除出来ない。」ことを理由に未登録者に対する消費税をこれまでの10%から8%に引き下げた企業も多いようです。
しかし申告書の計算式を見る限りこれでスッキリとはいきません。
未登録者に税込み10,800円(内消費税8%)を支払った場合
全体10,800円×10/110=981円 が消費税とみなされます。(800円ではありません)
そのため981円×20%=196円 は消費税の計算上差し引けません。
即ち80%(800円)の消費税しか払わなかったつもりでもその他196円部分は国にも納付しなければならなくなり結局は800円+196円=916円の負担となります。
改正前の10%(1,000円)で支払っていた場合に比べると全体としては若干負担が軽くはなるためそれはそれで良いのかもしれません。
未登録者に対し消費税を乗せずに税抜き額で払ったつもりでも同様に“内税扱い”されるため自動的に消費税が発生し、必ず20%の否認部分が発生することを認識しておいて下さい。
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