最近、「2027年から青色申告が大きく変わる」
という話題を耳にする機会が増えてきました。
税理士として感じるのは、
今回の改正は単なる「控除額の変更(75万円控除)」ではなく、
日本の個人事業(中小企業)の経理のやり方そのものが変わる転換点になるのではないか、
ということです。
これまで、
多くの個人事業主の方(中小企業)は、
・紙の領収書をまとめて保管する
・通帳を見ながら後から記帳する
・年末や確定申告前にまとめて整理する
という形で経理をされてきました。
もちろん、それでも事業を一生懸命続けてこられた方々を、私は数多く見てきました。
特に、建設業・水道業・左官業・塗装業など、
毎日現場で身体を使って働いている方にとって、
経理は
「本業のあとに行う大変な作業」であることも理解しております。
しかし、これからの時代は、
「後から思い出して帳簿を作る」
という形から、
「日々のお金の流れを、自然に記録として残していく」
方向へ変わっていくように感じています。
そのため、
・銀行口座の連携
・クレジットカード連携
・電子帳簿保存
・e-Tax
・クラウド会計
などへの対応が、今後ますます重要になっていくと思われます。
とはいえ、
私は「全部を急に電子化しましょう」
と申し上げたいわけではありません。
大切なのは、
「無理なく、少しずつ、続けられる形を作ること」
だと思っています。
例えば、
・事業用口座を分ける
・通帳の動きを整理する
・現金取引を少し減らす
・毎月少しずつ確認する
だけでも、経理はかなり楽になります。
また、結果として、
・記帳ミスの減少
・税務調査への対応力向上
・利益状況の把握
・資金繰りの改善
にもつながっていきます。
私は、
税理士の仕事は単に申告書を作成することだけではなく、
「事業を続けていくための土台づくり」
をお手伝いすることでもあると考えております。
松土税理士事務所では、
これからも地域の個人事業主(中小企業)の皆様と一緒に、
時代に合った経理の形を考えていきたい と思っております。
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