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税金一口メモ

賞金稼ぎ

「賞金稼ぎ」って、知っていますか。西部劇で、さっそうとガンマンが登場、格好良かったです。今でもアメリカでは職業として成り立っているそうです。H19.4.1から日本でも「捜査特別報奨金制度(公的懸賞金制度)」が創設されています。警察庁のホームページ、警察の掲示板に最有力情報提供者に対する懸賞金額が公示されています。重要犯罪1件毎に300万円から1000万円です。実は被害者家族からも報奨金が出ることもあり、合わせて2000万円も貰った人もいます。あなたもプロファイリング等を駆使して名探偵よろしく賞金稼ぎはどうですか。

さて、せっかくの報奨金ですが、所得税法では一時所得として申告が必要です。ただし一時所得は収入の2分の1から50万円を控除した金額(例2000万円×1/2-50万円=950万円)しか課税させませんので税負担が非常に軽いです。しかし、他の所得の赤字との通算は出来ません。また経費の参入も、直接必要となった金額のみに限定されています。

一時所得にはこの他に
①テレビのクイズ番組等の懸賞の賞金や賞品
②福引きの当選金(宝くじの当選金は非課税)
③遺失物の取得者や埋蔵物発見者の受ける報労金
④競馬・競輪の払戻金
⑤生命保険の一時金
⑥損害保険の満期払戻金
⑦売買契約の解除に手付金や償還金
等々が該当します。文字通りの一時的な所得を毎年当てて、ぜひ申告したいですね
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宇佐美文男税理士事務所
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