ふるさと納税制度は平成20年度の税制改正（H20.4.30公布）から始まっています。
名前はよく聞いていると思いますが、半信半疑の人も多く、実際利用している人は意外に少ないのではと感じています。しかしこのところ、急速に普及してきた感があり、事務所への問い合わせも多くなりました。
ふるさと納税を行うと、その金額に応じた税金（所得税と住民税）の控除が受けられる制度です。納税という言葉が何か税金をまた取られる、手続きが面倒くさそうというイメ－ジとなり、躊躇(ちゅうちょ)している人が多いのでしょう。
しかし、実際は納税する地域を変更するだけです。そして、2千円を負担するだけで応援したい地域の助けとなり、しかも、寄付した額の30%程度のお礼品がもらえ、地域も自分もウィンウィンの制度と言えます。
平成28年分からワンストップ特例制度も始まり、確定申告も不要の制度も充実して来ました。申込みも手続きもそんなに難しくありませんので、是非にというより、必ず利用することをおススメいたします。
インタ－ネットの不得意な人は電話やＦＡＸでも申し込めます。
ただし、その年の所得によって限度額が違うため、事前に必ず税理士か税務署で限度額の確認をとってください。