みよちゃんのちょっとだけフェミニスト
①主婦っていったい…。
(月刊リサイクルニュース1994年5月号)
あなたは『主婦』という言葉からどんな姿を思い浮かべますか?お菓子を食べながらテレビを見ている姿、スーパーの袋を持って立ち話している姿、タイムセールでビニール袋に野菜を詰め込んでいる姿…?
今は『主婦』といっても家事だけをしている人は少ないと思います。フルタイムやパートで働いたり、育児をしながらボランティア活動や資格を取るための勉強をしたり、幼稚園やPTAの役員で活躍したり…と、積極的に活動している人って多いですよね。でも、なんだか『主婦』って社会的に認められてないというか、マイナスのイメージが強いなぁと思う事ありませんか?
いったいその『主婦』ってなんなんだろう?と、国語辞典で調べてみたら…。
主婦とは「家庭内の仕事の中心になる人。家族が気持ちよく元気に、仕事、勉強ができるように家庭環境を整え、食事などの世話を中心になってする婦人(主として妻にこの役が求められる)」なんだそうです。
じゃあ、『主婦』が気持ちよく元気に、仕事や勉強ができるように…。てのは誰がしてくれるんでしょう(笑)?
女性が結婚するととりあえず『主婦』となってしまい、名前ではなく『○○さんの奥さん』『○○さんちのお嫁さん』『○○ちゃんちのおばちゃん』などと呼ばれちゃうですよね…。
女性はどんどん変わって多様化してきているのに「主婦」のイメージは昔と変わっていないような気がします。
あなたは今何と呼ばれていますか?そして何と呼ばれたいですか?