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みよちゃんのノンフィクションまんが

③家事は女がやるもの?

みよちゃんのちょっとだけフェミニスト

③家事は女がやるもの?
(月刊リサイクルニュース1994年7月号)

 あなたは家事が好きですか?たとえ嫌いだったとしても、「家事が嫌い」「料理が嫌い」ってなかなか言えないですよね。「家庭的じゃない」=「女として失格」なんて勝手なこと言われそうだもの。炊事・洗濯・家事・おやじ(笑)、毎日毎日、病気の時も疲れている時も休みなし。病気でうんうんうなって寝ていても「ごはんはどうするの~」なんて聞きに来るしね(←うちの夫)。料理だってたまにやるには面白い。でも毎日、朝・昼・晩の献立考えて買い物に行って作って・・・ホント家事って単純作業の繰り返し。一生懸命やっても結果として何か残るわけじゃなし、お金を貰えるわけじゃなし、ほめてくれるわけじゃなし・・・。
 昔の男の人って、「おい」だけでお茶や灰皿が出てくるもの、会社に行く時はハンカチを持たせてくれて靴も磨いてあるもの、お風呂に入る時はタオルや下着が出してあるもの、妻は夫の顔色うかがって、あれこれ世話をするものだと思ってる人が多いよね。
 母や夫の母・祖母・知り合いの人に昔のことを聞くと、自分の好きなおかずが食卓に出ていないということだけでちゃぶ台をひっくり返したり、「誰に食わせて貰ってると思ってるんだ!」と暴力をふるったりする男の人たちの話がいくらでも出てくるのよ。「泣きながら子どもの手を引いて家を出るけれど生活していけないから戻るしかない、昔の女は我慢するしかなかったんだね」って。ぐすっ。泣ける話じゃない。それを「昔の女は黙って男についてきた」だの「文句なんて言わなかった(昔の女だって文句言ってたと思うけど)」だのほんとにもう!そんな話を聞くと「自分の食える分くらい自分で稼ぎたいなぁ」って思うのです。
 テレビやまんがで妻が夫に浴衣を着せてたり、ネクタイ締めてたり(殺人を犯してるんじゃなくて)する場面があるよね。それを見てあなたは、「ほほえましいな」って思いますか?それとも「自分の身の回りのことくらい自分ですればいいのに」って思いますか?

●「リサイクルニュース」編集部のYさんが夫のIさんと付き合いだした頃の話
Iさん「お茶」
Yさん「お茶がどうかしたんですか?」
今ではIさん、ほとんど家事ができるそうよ。

●みよちゃんちのわりと最近の話
会社から帰って来た夫「パジャマは?」
うちでカット描きの仕事をしてたみよちゃん「2階のタンスの一番下の引き出しの右の方だよ(わりと親切に言ってるよね?)」
夫おこる「ほんとに動かんやつだな~」
みよちゃん 本当はしたくないけどちょっと怖いので2階からパジャマを持ってくる(自分のことくらい自分でしてよ、バカ。ぐすん)

 夫は、結婚前も結婚後も、家事・育児を一切したことがありませんでした。結婚8年目にしてようやく夕食のあと片付け(自分が食べたお茶わんを台所に移動する)などはするようになりました。休日に私が仕事に行く時は子どもと2人で留守番もできるようになったし(オイオイ、できなかったんかい?)、必要に迫られれば食事も作る(下の四コマみてね)。この進歩・・・うるうる。道のりは長いが、目指せYさんち。頑張らなくっちゃ!

 夫に家事をさせている(?)のを見て「だんなさん、かわいそう~」なんて言う人もいるけど、2人が対等に楽しくいられるなら、そういう夫婦の方がいいな。結婚って「この人と一緒にいたいから」するんですよね?
自分の身の回りのことをしてもらいたいから結婚するの?結婚する前は対等だったのに結婚しちゃったら上下の関係になっちゃうの?女が家事をするのがどうして当然なの?家事や育児をすべて妻にまかせて会社に尽くすのが立派なの?なんて思っちゃいます。
 トイレをふきふきしながら「どうして私だけ毎日こんなことしてるんだろう」とか夫の下着たたみながら「私の人生ってなに?」となんだか悲しくなって涙が出てきちゃった、なんてこと、あなたもありませんか?
「夫に尽くすのが楽しくてしょうがない。し・あ・わ・せ」なんて言っていられるのも1年くらいだよ~(ホントかな?)。夫の人生を生きるんじゃない。子どもの人生を生きるんじゃない。自分の人生を生きようよ!。「私の人生ってなんだったんだろう?」なんて悲しくならないためにもね・・・。



やきうどんイラスト
2014年7月2日更新
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