藤井 桂一 税理士事務所
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案内板
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事務所案内 2016年9月7日
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内輪話 (26) 2015年3月28日
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内輪話 (25) 2014年10月22日
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内輪話 (24) 2014年1月29日
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内輪話 (23) 2013年10月8日
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税務調査の事前通知と非通知 2013年7月25日
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内輪話 (22) 2013年5月21日
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内輪話 (21) 2013年1月31日
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内輪話 (20) 2013年1月31日
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お知らせコーナー 3 2012年11月15日
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お知らせコーナー 2 2012年11月8日
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コラム (無予告調査について) 追加 2012年3月23日
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やさしい会計のはなし 2011年12月19日
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業務案内 2011年12月5日
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お知らせコーナー 1 2010年4月27日
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コラム(無予告調査があった) 2010年1月12日
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一口コラム(内輪話 1) 2009年12月29日
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お役立ち情報
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ニュース
案内板
コラム(無予告調査があった)
「第一報」
みちのく名刹めぐり3日間バスツアーの初日の朝、東北道の白河あたりで、関与先に無通知の調査が入ったと事務所から第一報。まいったナ・どうしょう。旅行気分が吹き飛ぶ。とりあえず、職員に現地の状況を報せるよう指示。30分後、職員から連絡が入る。「代表者が留守で現況調査の承諾がとれず、まだ調査に着手していない。調査官は、今日のところは手許現金の確認、ここ1カ月間の売上資料・タイムカード等のコピーをしたい、時間は1時間程度、早く代表者に承諾をとり調査に着手したい。といっている」。無予告の調査も合法であるし、総合的に、いま現況調査を受け入れたほう良いと判断。現場の代表者夫人と相談して、着手承諾を調査官に伝える。さらに1時間後、終わったとの連絡があり、調査官に現況調査終了を確認し、他の帳簿等の調査日については、後日協議することにした。現況調査のポイントである前日の売上金は、売上資料とピタリ合っていたと聞き、ホットした。
「思案」
このツアーは地元の曹洞宗檀家会主催で、明日、奥の正法寺で、付き添いの地元の僧侶と正法寺の僧侶の先導で「般若心経」をあげることになっている。税理士は税務調査の立会を適切に務めなければならない。納税者は心細いので当然に税理士の立会を期待する。しかし、抜き打ちの調査だとこれがまっとうできない。早く代表者に顔を見せる必要がある。今日戻るか、どうするか思案したが、調査官も帰ったことでもあり、明日の正法寺参拝を終えた上で、一日繰り上げて戻ることにした。翌日、正法寺からタクシーで30分の新幹線水沢江刺駅から一人で戻る私の気分は憂鬱だった。
「後日の帳簿調査」
まず、調査官から先日コピーして持ち帰った売上資料のうちの数件について質疑があったが、いずれも解明された。次に役員からの借入・返済に関する反面資料(役員個人の通帳など)の確認、仕入れ支払いの確認、給与支払いの確認、経費支払いの確認が、昼食休憩をはさみ手分けして行われた。現金扱いのものが中心で、通常の調査との違いが感じられた。経費処理の一部に少々の問題を残したが、調査官は「おおむね正しく処理されています。調査への協力ありがとうございました」と述べ、早めに帰った。現況調査は、ありのままの姿が明暗を分けるものだと思った。現金売上がキチンとしている、いないが重要視されるのであろう。 09.11.19
別覧に関連の「無予告調査について」も掲載しています
みちのく名刹めぐり3日間バスツアーの初日の朝、東北道の白河あたりで、関与先に無通知の調査が入ったと事務所から第一報。まいったナ・どうしょう。旅行気分が吹き飛ぶ。とりあえず、職員に現地の状況を報せるよう指示。30分後、職員から連絡が入る。「代表者が留守で現況調査の承諾がとれず、まだ調査に着手していない。調査官は、今日のところは手許現金の確認、ここ1カ月間の売上資料・タイムカード等のコピーをしたい、時間は1時間程度、早く代表者に承諾をとり調査に着手したい。といっている」。無予告の調査も合法であるし、総合的に、いま現況調査を受け入れたほう良いと判断。現場の代表者夫人と相談して、着手承諾を調査官に伝える。さらに1時間後、終わったとの連絡があり、調査官に現況調査終了を確認し、他の帳簿等の調査日については、後日協議することにした。現況調査のポイントである前日の売上金は、売上資料とピタリ合っていたと聞き、ホットした。
「思案」
このツアーは地元の曹洞宗檀家会主催で、明日、奥の正法寺で、付き添いの地元の僧侶と正法寺の僧侶の先導で「般若心経」をあげることになっている。税理士は税務調査の立会を適切に務めなければならない。納税者は心細いので当然に税理士の立会を期待する。しかし、抜き打ちの調査だとこれがまっとうできない。早く代表者に顔を見せる必要がある。今日戻るか、どうするか思案したが、調査官も帰ったことでもあり、明日の正法寺参拝を終えた上で、一日繰り上げて戻ることにした。翌日、正法寺からタクシーで30分の新幹線水沢江刺駅から一人で戻る私の気分は憂鬱だった。
「後日の帳簿調査」
まず、調査官から先日コピーして持ち帰った売上資料のうちの数件について質疑があったが、いずれも解明された。次に役員からの借入・返済に関する反面資料(役員個人の通帳など)の確認、仕入れ支払いの確認、給与支払いの確認、経費支払いの確認が、昼食休憩をはさみ手分けして行われた。現金扱いのものが中心で、通常の調査との違いが感じられた。経費処理の一部に少々の問題を残したが、調査官は「おおむね正しく処理されています。調査への協力ありがとうございました」と述べ、早めに帰った。現況調査は、ありのままの姿が明暗を分けるものだと思った。現金売上がキチンとしている、いないが重要視されるのであろう。 09.11.19
別覧に関連の「無予告調査について」も掲載しています
2010年1月12日更新
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