青山素子税理士事務所
実力とアナログネットワークで勝負!!
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自転車青切符1カ月で2147件 2026年5月14日
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社会保険の総合調査は何を見るの? 2026年5月14日
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個人事業主〝国保逃れ〟是正へ通知 2026年5月8日
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3月の鉱工業生産は0.5%減 ナフサ不足 2026年4月30日
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意外と知らない労災保険 2026年4月30日
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税務調査の最新動向 所得・消費税で強化進む 2026年4月24日
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日商、最低賃金の目標見直しを 2026年4月17日
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外国人労働者の雇用保険加入 2026年4月17日
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証券会社など相続手続き一括対応 28年秋にも 2026年4月10日
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中企庁調査 事業承継「まだ考えていない」多数派 2026年4月10日
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「地域おこし隊」任期、最大5年 2026年4月3日
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厚生年金の標準報酬月額の上限の引き上げ 2026年4月3日
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通信傍受、25年は15事件 109人逮捕 2026年3月27日
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実質賃金1.3%減、4年連続マイナス 2026年3月27日
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再エネ世帯負担金、年2万円超に 2026年3月22日
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2026年労働基準法改正 企業への影響と対応策 2026年3月22日
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コメ民間備蓄20万トンで調整 2026年3月13日
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外国所有資産の総財産額8兆円超え 2026年3月13日
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お役立ち情報
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事務所案内板
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所長の独り言'26-05 昭和の断片Ⅲ-その6(ペットの値段) 2026年5月14日
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事務所ニュース4月号(抜粋) 2026年4月24日
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所長の独り言'26-04 昭和の断片Ⅲ-その5(野良猫) 2026年4月10日
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事務所ニュース3月号(抜粋) 2026年3月27日
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所長の独り言'26-03 昭和の断片Ⅲ-その4(ペットの葬儀) 2026年3月13日
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事務所ニュース2月号(抜粋) 2026年2月27日
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所長の独り言'26-02 昭和の断片Ⅲ-その3(旬) 2026年2月12日
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事務所ニュース1月号(抜粋) 2026年1月30日
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所長の独り言'26-01 昭和の断片Ⅲ-その2(オフィスコンピューター) 2026年1月16日
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事務所ニュース12月号(抜粋) 2025年12月27日
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所長の独り言'25-12 昭和の断片Ⅲ-その1(ロック音楽) 2025年12月11日
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事務所ニュース11月号(抜粋) 2025年11月28日
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所長略歴 2019年12月27日
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業務内容 2003年8月2日
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連絡方法等 2019年3月15日
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リンク集
事務所案内板
所長の独り言'26-05 昭和の断片Ⅲ-その6(ペットの値段)
昭和の断片Ⅲ-その6(ペットの値段)
時々行く大型スーパーのテナントが入れ替わった。ペット用品の店となり、通路に面して可愛らしい犬猫グッズが陳列され、買わずとも楽しく眺めていた。
ある日、ぬいぐるみと思った猫が動いた!!生きたペットそのものも扱うようになったのである。「ひゃああ!可愛い!!」と思ったが、可愛すぎて違和感に捕らわれた。「なぜか?」と考えた。・・・小さすぎるのである。犬も猫も小さ過ぎて、ぬいぐるみそのものの状態なのである。どう見ても生後1ヶ月前後。乳離れをしたかしないかの状態である。どれもガラスケースの中で大人しく眠っているのが多かった。
昔はペットと言わず、ただ「犬・猫」であった。犬猫を飼いたければ、何となく知り合いに頼んだものであった。春、頃合いに育った犬や猫が我が家に来た。だいたい3ヶ月程度である。ムクムクと可愛いが、それなりの大きさであった。
昔から仔は2~3ヶ月が譲り時とされていた。1ヶ月くらいは親から早く離しすぎで乳を欲しがるので、育てづらい。3ヶ月を超えると新しい環境に馴染みづらい。よって、3ヶ月くらいの仔が知り合い同士で譲ったり譲られたりした。血統書付きの犬でもなければ、お金のやり取りの話はほとんど無かった。「野良が減り、家族に獣が増える」程度の感覚であったが、人の付き合いと並行していたので、日常の風景であった。そして、犬は番犬、猫はネズミ退治と役割があった。
いつの間にか、犬猫は同じ家族の一員でも「ペット」となった。ヒトの生活に対する役割は「癒やし」となった。昔でも「子供の情操教育」と言う考え方はあったが、触れ合うことによる癒やしより、大人は、犬猫の世話することにより子供の生活習慣が向上することを期待した。あくまでもヒト中心であったが、生き物に対する接し方は、現在より「人間的」であったような気がする。
ガラスケースの中の小さな命に夢中になって最初は気がつかなかった。値札が付いていたのである。30万円以下のものは少なかった。よって「ローンならいくら」のポスターも仰々しく目に入った。
急に悲しくなって、私はその場を去った。「命をローンで買う」事が悲しかった。そして、3ヶ月を過ぎて「大きくなりすぎた」仔ペットが処分されたり「叩き値」で売られる事を思い出した。1ヶ月そこそこの「展示」されている仔は痛々しかった。
金で手に入れようが、野良猫を拾おうが、保護猫を譲り受けようが、飼えば、きっと可愛がられる事は同じであろう。でも、金で売られ商売のタネになっているのは自分的には耐えがたい。獣を譲り受ける事は、譲り主や仲介者との人間関係でもあった。金で換算できるものではなかった。
私は、昔風過ぎるのであろうか?ペットの値段を見て「嫌な時代となった」と、つくづく思った。
時々行く大型スーパーのテナントが入れ替わった。ペット用品の店となり、通路に面して可愛らしい犬猫グッズが陳列され、買わずとも楽しく眺めていた。
ある日、ぬいぐるみと思った猫が動いた!!生きたペットそのものも扱うようになったのである。「ひゃああ!可愛い!!」と思ったが、可愛すぎて違和感に捕らわれた。「なぜか?」と考えた。・・・小さすぎるのである。犬も猫も小さ過ぎて、ぬいぐるみそのものの状態なのである。どう見ても生後1ヶ月前後。乳離れをしたかしないかの状態である。どれもガラスケースの中で大人しく眠っているのが多かった。
昔はペットと言わず、ただ「犬・猫」であった。犬猫を飼いたければ、何となく知り合いに頼んだものであった。春、頃合いに育った犬や猫が我が家に来た。だいたい3ヶ月程度である。ムクムクと可愛いが、それなりの大きさであった。
昔から仔は2~3ヶ月が譲り時とされていた。1ヶ月くらいは親から早く離しすぎで乳を欲しがるので、育てづらい。3ヶ月を超えると新しい環境に馴染みづらい。よって、3ヶ月くらいの仔が知り合い同士で譲ったり譲られたりした。血統書付きの犬でもなければ、お金のやり取りの話はほとんど無かった。「野良が減り、家族に獣が増える」程度の感覚であったが、人の付き合いと並行していたので、日常の風景であった。そして、犬は番犬、猫はネズミ退治と役割があった。
いつの間にか、犬猫は同じ家族の一員でも「ペット」となった。ヒトの生活に対する役割は「癒やし」となった。昔でも「子供の情操教育」と言う考え方はあったが、触れ合うことによる癒やしより、大人は、犬猫の世話することにより子供の生活習慣が向上することを期待した。あくまでもヒト中心であったが、生き物に対する接し方は、現在より「人間的」であったような気がする。
ガラスケースの中の小さな命に夢中になって最初は気がつかなかった。値札が付いていたのである。30万円以下のものは少なかった。よって「ローンならいくら」のポスターも仰々しく目に入った。
急に悲しくなって、私はその場を去った。「命をローンで買う」事が悲しかった。そして、3ヶ月を過ぎて「大きくなりすぎた」仔ペットが処分されたり「叩き値」で売られる事を思い出した。1ヶ月そこそこの「展示」されている仔は痛々しかった。
金で手に入れようが、野良猫を拾おうが、保護猫を譲り受けようが、飼えば、きっと可愛がられる事は同じであろう。でも、金で売られ商売のタネになっているのは自分的には耐えがたい。獣を譲り受ける事は、譲り主や仲介者との人間関係でもあった。金で換算できるものではなかった。
私は、昔風過ぎるのであろうか?ペットの値段を見て「嫌な時代となった」と、つくづく思った。
2026年5月14日更新
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