青山素子税理士事務所
実力とアナログネットワークで勝負!!
-
ニュース
-
「価格転嫁率」54.2%で最高 2026年6月26日
-
60代の純貯蓄額2609万円 2026年6月26日
-
郵便局網の維持に「国費」投入へ 2026年6月19日
-
名義預金の相続課税 2026年6月19日
-
NECアンソロに金融合流 2026年6月12日
-
弁護士が相談前に関係者名を聞く訳 2026年6月12日
-
中央銀行の外貨準備、金が首位に 2026年6月5日
-
相続税の連帯納付義務 2026年6月5日
-
未登記建物2割超 2026年5月29日
-
少額減価償却資産の取得価額拡充で上限40万円未満へ! 2026年5月29日
-
みずほ銀行、楽天銀行に出資 2026年5月21日
-
税理士会が納税者権利憲章の制定要望 2026年5月21日
-
自転車青切符1カ月で2147件 2026年5月14日
-
社会保険の総合調査は何を見るの? 2026年5月14日
-
空き家、「4分の1」に急増へ 2026年5月8日
-
個人事業主〝国保逃れ〟是正へ通知 2026年5月8日
-
3月の鉱工業生産は0.5%減 ナフサ不足 2026年4月30日
-
意外と知らない労災保険 2026年4月30日
-
大学医学部の定員「削減大胆に」 財政審提言 2026年4月24日
-
税務調査の最新動向 所得・消費税で強化進む 2026年4月24日
-
-
お役立ち情報
-
事務所案内板
-
事務所ニュース6月号(抜粋) 2026年6月26日
-
所長の独り言'26-06 昭和の断片Ⅲ-その7(猫マンマ) 2026年6月12日
-
事務所ニュース5月号(抜粋) 2026年5月29日
-
所長の独り言'26-05 昭和の断片Ⅲ-その6(ペットの値段) 2026年5月14日
-
事務所ニュース4月号(抜粋) 2026年4月24日
-
所長の独り言'26-04 昭和の断片Ⅲ-その5(野良猫) 2026年4月10日
-
事務所ニュース3月号(抜粋) 2026年3月27日
-
所長の独り言'26-03 昭和の断片Ⅲ-その4(ペットの葬儀) 2026年3月13日
-
事務所ニュース2月号(抜粋) 2026年2月27日
-
所長の独り言'26-02 昭和の断片Ⅲ-その3(旬) 2026年2月12日
-
事務所ニュース1月号(抜粋) 2026年1月30日
-
所長の独り言'26-01 昭和の断片Ⅲ-その2(オフィスコンピューター) 2026年1月16日
-
所長略歴 2019年12月27日
-
業務内容 2003年8月2日
-
連絡方法等 2019年3月15日
-
-
リンク集
事務所案内板
所長の独り言'26-05 昭和の断片Ⅲ-その6(ペットの値段)
昭和の断片Ⅲ-その6(ペットの値段)
時々行く大型スーパーのテナントが入れ替わった。ペット用品の店となり、通路に面して可愛らしい犬猫グッズが陳列され、買わずとも楽しく眺めていた。
ある日、ぬいぐるみと思った猫が動いた!!生きたペットそのものも扱うようになったのである。「ひゃああ!可愛い!!」と思ったが、可愛すぎて違和感に捕らわれた。「なぜか?」と考えた。・・・小さすぎるのである。犬も猫も小さ過ぎて、ぬいぐるみそのものの状態なのである。どう見ても生後1ヶ月前後。乳離れをしたかしないかの状態である。どれもガラスケースの中で大人しく眠っているのが多かった。
昔はペットと言わず、ただ「犬・猫」であった。犬猫を飼いたければ、何となく知り合いに頼んだものであった。春、頃合いに育った犬や猫が我が家に来た。だいたい3ヶ月程度である。ムクムクと可愛いが、それなりの大きさであった。
昔から仔は2~3ヶ月が譲り時とされていた。1ヶ月くらいは親から早く離しすぎで乳を欲しがるので、育てづらい。3ヶ月を超えると新しい環境に馴染みづらい。よって、3ヶ月くらいの仔が知り合い同士で譲ったり譲られたりした。血統書付きの犬でもなければ、お金のやり取りの話はほとんど無かった。「野良が減り、家族に獣が増える」程度の感覚であったが、人の付き合いと並行していたので、日常の風景であった。そして、犬は番犬、猫はネズミ退治と役割があった。
いつの間にか、犬猫は同じ家族の一員でも「ペット」となった。ヒトの生活に対する役割は「癒やし」となった。昔でも「子供の情操教育」と言う考え方はあったが、触れ合うことによる癒やしより、大人は、犬猫の世話することにより子供の生活習慣が向上することを期待した。あくまでもヒト中心であったが、生き物に対する接し方は、現在より「人間的」であったような気がする。
ガラスケースの中の小さな命に夢中になって最初は気がつかなかった。値札が付いていたのである。30万円以下のものは少なかった。よって「ローンならいくら」のポスターも仰々しく目に入った。
急に悲しくなって、私はその場を去った。「命をローンで買う」事が悲しかった。そして、3ヶ月を過ぎて「大きくなりすぎた」仔ペットが処分されたり「叩き値」で売られる事を思い出した。1ヶ月そこそこの「展示」されている仔は痛々しかった。
金で手に入れようが、野良猫を拾おうが、保護猫を譲り受けようが、飼えば、きっと可愛がられる事は同じであろう。でも、金で売られ商売のタネになっているのは自分的には耐えがたい。獣を譲り受ける事は、譲り主や仲介者との人間関係でもあった。金で換算できるものではなかった。
私は、昔風過ぎるのであろうか?ペットの値段を見て「嫌な時代となった」と、つくづく思った。
時々行く大型スーパーのテナントが入れ替わった。ペット用品の店となり、通路に面して可愛らしい犬猫グッズが陳列され、買わずとも楽しく眺めていた。
ある日、ぬいぐるみと思った猫が動いた!!生きたペットそのものも扱うようになったのである。「ひゃああ!可愛い!!」と思ったが、可愛すぎて違和感に捕らわれた。「なぜか?」と考えた。・・・小さすぎるのである。犬も猫も小さ過ぎて、ぬいぐるみそのものの状態なのである。どう見ても生後1ヶ月前後。乳離れをしたかしないかの状態である。どれもガラスケースの中で大人しく眠っているのが多かった。
昔はペットと言わず、ただ「犬・猫」であった。犬猫を飼いたければ、何となく知り合いに頼んだものであった。春、頃合いに育った犬や猫が我が家に来た。だいたい3ヶ月程度である。ムクムクと可愛いが、それなりの大きさであった。
昔から仔は2~3ヶ月が譲り時とされていた。1ヶ月くらいは親から早く離しすぎで乳を欲しがるので、育てづらい。3ヶ月を超えると新しい環境に馴染みづらい。よって、3ヶ月くらいの仔が知り合い同士で譲ったり譲られたりした。血統書付きの犬でもなければ、お金のやり取りの話はほとんど無かった。「野良が減り、家族に獣が増える」程度の感覚であったが、人の付き合いと並行していたので、日常の風景であった。そして、犬は番犬、猫はネズミ退治と役割があった。
いつの間にか、犬猫は同じ家族の一員でも「ペット」となった。ヒトの生活に対する役割は「癒やし」となった。昔でも「子供の情操教育」と言う考え方はあったが、触れ合うことによる癒やしより、大人は、犬猫の世話することにより子供の生活習慣が向上することを期待した。あくまでもヒト中心であったが、生き物に対する接し方は、現在より「人間的」であったような気がする。
ガラスケースの中の小さな命に夢中になって最初は気がつかなかった。値札が付いていたのである。30万円以下のものは少なかった。よって「ローンならいくら」のポスターも仰々しく目に入った。
急に悲しくなって、私はその場を去った。「命をローンで買う」事が悲しかった。そして、3ヶ月を過ぎて「大きくなりすぎた」仔ペットが処分されたり「叩き値」で売られる事を思い出した。1ヶ月そこそこの「展示」されている仔は痛々しかった。
金で手に入れようが、野良猫を拾おうが、保護猫を譲り受けようが、飼えば、きっと可愛がられる事は同じであろう。でも、金で売られ商売のタネになっているのは自分的には耐えがたい。獣を譲り受ける事は、譲り主や仲介者との人間関係でもあった。金で換算できるものではなかった。
私は、昔風過ぎるのであろうか?ペットの値段を見て「嫌な時代となった」と、つくづく思った。
2026年5月14日更新
<<HOME