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事務所の特長とは

二代目経営者大学

二代目に求められる経営才覚は初代とは大きく異なる

二代目経営者は、初代とは異なる経営手法を習得する必要があります。多くの初代経営者は、経験と勘、そして大胆な決断で事業を立ち上げてきました。それは才能によることが多いのかもしれません。
二代目経営者には、異なる種類の才能を持つ方が多いと思われます。初代の才覚が必ずしも二代目には必要ではないかもしれません。

二代目経営は自らの個性よりも従業員や外注先等関係者をシステム化すること

初代によってある程度成熟した事業体では、二代目が勘に頼って経営すると不釣り合いな結果になる可能性があります。絵具を混ぜすぎると色が濁るように、二代目は初代との調和を重視する必要があるでしょう。時代のニーズは常に変化しています。そのため、二代目は初代の方法をただ踏襲するだけでは時代遅れになってしまいます。調和を保ちつつ、新しい風を取り入れ、企業を進化させていくことが求められます。また、個人に依存する経営から、誰もが実行できるシステム化された体制へと移行し、常に構成員を教育し、顧客の反応をフィードバックする体制を整えることが重要です。

二代目は会社経営に欠かせない実践的な知識を学ぶことが重要

二代目には、初代にはない、誰もが理解できる基本的な経営思考を身につけることが求められます。具体的には、法律、経理、労務管理など、会社経営に欠かせない実践的な知識を学ぶことが重要です。これは純粋な学問ではなく、自社をどう健全に成長させていくかという基盤の上に築かれた経営実務の知識です。特に、金銭に関する知識は不可欠です。お客様、仕入れ先、従業員、金融機関、時には行政機関との関係も、お金のやり取りが関わっていることが多いでしょう。信念は人それぞれ異なるものの、お金のためには自己制限も必要になることがあります。結局のところ、お金が最優先され、人々や企業が関わり合っているのです。

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職業で得たビジネス感覚
若い頃、私は専門学校で毎週水曜日に法学と行政法の授業を9時から16時まで4コマ担当しました。税務、会計、経営工学が専門で、法学部出身ではなかったので法学は難しく感じましたが、新しい分野への挑戦として受け入れました。数学や経済の授業も依頼されましたが、得意だったので今更自分の勉強にはならないと思って断りました。主な職業は税理士ですが、行政書士、不動産仲介業、講師業でも収入を得ていました。様々な職業を経験することで他の税理士よりもこれらの分野に精通しています。実践を通じて多くを学ぶことは非常に有意義です。

消費者も生産者もアメリカのビジネスに引き込まれている

意外に思われるかも知れませんが、現在も毎日英単語を覚えるよう努めています。年を取ると、若い頃のように簡単に新しい英単語を覚えることはできませんし、覚えた単語も忘れがちです。英単語を覚える動機は、各単語が持つ意味を理解することで思考が整理され、時には新しい概念に出会うからです。また、英語と日本語学習の同時進行は可能だと思います。
最大の動機は、日本のビジネスが常にアメリカのビジネスの方向性に引き寄せられているからです。
消費者も生産者も知らず知らずのうちにアメリカのビジネスに引き込まれています。それは強い力によって流されているので、自分だけで流れを抗うことは不可能です
。しかし、英語を学ぶことで、その大きな流れの中で自分の意志で泳ぎ、自分や顧客のマネージメントを有利に進めることができます。大学と大学院でアメリカ発の経営学を研究したので、日本の経営学は後進であり、アメリカの経営学と比べると大きな格差があると感じています。大学生の頃と比べると、現在の日本の経営学には学ぶ価値がないとさえ思います。
このように考えると、アメリカのマーケティングを活用することはビジネスマンにとって必須であり、その基礎としてビジネス英語を学ぶことは必須だと断言します。
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自営業者にとって、営業力は収益を生み出す上で非常に重要な要素ですが、簿記や会計の知識は特に重要です。これらは、法律知識や一般教養とは異なり、直接的なビジネス成果に影響を与えます。例えば、自営業者がカフェを経営しているとしましょう。簿記の知識があれば、日々の売上、原価、利益を正確に把握し、どの商品が利益をもたらしているか、どの時間帯が最も忙しいかなどの重要なビジネスの洞察を得ることができます。これにより、効果的な意思決定を行い、経営戦略を調整することが可能になります。

一方で、大学教育は多様な知識を習得する場ですが、営業マンとしての才覚を高めることには間接的にしか寄与しません。営業才能は、実際の経験や実践を通じて磨かれることが多いです。たとえば、顧客とのコミュニケーションや交渉技術は、実際に多くの人と接することで自然と身につきます。

法律知識や一般教養もビジネスにおいて役立つことはありますが、自営業者が直面する多くの課題に対して、簿記や会計の知識がより実用的であると言えます。例えば、契約書の理解や顧客との法的な交渉は重要ですが、日々の経営においては、財務状況を正確に把握し、賢明な意思決定を行う能力がより直接的な影響を与えます。

結局のところ、自営業者にとっては、大学で学ぶよりも、実務的な能力を身につけることが優先されるべきです。それぞれの自営業者が、自分のビジネスに最も適した学び方を見つけ、それを活かすことが成功への鍵となります。二代目経営者大学にて実務に特化した短期集中コースを受講することで、必要なスキルを効率的に身につけることができます。
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2024年10月16日更新
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