法人税申告・決算・法人設立サポートセンター

最近、新聞紙上で、景気が良くなっているという文言がよく出てきています。
「では、今から何に力を入れれば、良い会社の仲間入りができるのでしょうか？」これに関しては、少し抽象的になりますが、以下の視点で社内・社外の事について棚卸をすると、企業の中がよくわかり、また、どこを改善すれば、良い会社の仲間入りができるかがわかります。専門用語で言うとＢＳＣ（バランス・スコア・カード）と言います。
　具体的には下記の項目でチェックし、できていないものがあるなら、すぐに、改善するようにするのです。

①　財務諸表のこと
１．毎月数字として見ているものがあるのか？その数字がよくなれば、企業の業績が上がっていくのか？
２．その先行指標となるものは何か把握しているか？
３．年計グラフを見ているか？
４．資金繰り表もしくは、資金繰り予定表を毎月、見ているか？
②　顧客のこと
１．自社の顧客分析をしているか。
（１）誰を顧客にするかがずれていないか？
（２）どんなニーズに応えようとしているかがずれていないか？
（３）商品価値の優位性はどう作るかということがずれていないか？
２．価格については、今のままでいいのか
３．販売については、今のままでいいのか
③　業務のこと
１．業務のプロセス分析（作業過程の分析：作業の有効性分析）を行っているか
２．その業務が、本来どういう目的を持つべきかを決めているか
３．もっと有効なワークフローはないか
４．新しい作業工程を、プログラム化しているか
④　社員のモチベーションのこと
１．社員のやる気は昨日より今日の方があがっていると感じることができるか？
２．できないなら、会社として、何をやっているか？
３．やっていないなら、何から始めるか？

（つづく）