永野隆幸税理士事務所
経営に関わる全てを総合的にサポートいたします。
但し、誠意と熱意を持って真剣に!
電子申告(e-TAX,eL-TAX)と書面添付・クラウドCP会計に力を入れています。
陶器の看板は(社)信楽くるみ福祉会制作
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時事解説:中小企業にとって銀行は頼りになるのか 前編 2009年9月20日
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決算公告
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リンク集
ニュース1・事務所業務案内・所長プロフィール
時事解説:中小企業にとって銀行は頼りになるのか 後編
上記の銀行の信頼を得るために必要な二つの条件について、もう少し具体的に言えば、
【仕組み】
・経営の改善に向けて具体的経営方針や事業計画を策定しており、予実管理を行っている
・迅速で正確な月次決算制度を構築している(適時に適正処理)
【マインド】
・社長は、自分自身の損得ではなく、会社のために最大限の努力を行っている
・社長は、会社が営んでいる事業が好きであり、会社の社会的存立意義を確信している
・粉飾決算は論外としても、決算操作等正確な経営実態の報告を阻害することはしていない
などである。
企業の努力としては、まずは【仕組み】をしっかりと作ることが大切であり、いくら【マインド】が良くても、銀行が客観的に評価できる材料がなければ信頼は得られない。しかし、【仕組み】ができていても、【マインド】がなければやはり信頼は得られない。更に、中堅中小企業においては、銀行に【マインド】を伝えられるのは、社長だけなのだ。
残念ながら、銀行対応を経理・財務に任せきりにしている社長が結構見受けられるが、論外である。社長は、定例的に銀行に経営方針や経営実態を説明する、支社長や担当者を自社の工場や店舗に案内する、といった努力を行ってほしい。
もろちん、企業と銀行の関係の再構築には、銀行側の努力も必要である。しかし、銀行側の努力を待っていても仕方がない。自分で努力できるところから始めることが大切ではないだろうか。20年間銀行で仕事をしてきた私が自信を持って言えることは、信頼関係が構築できれば、銀行はたいへん頼りになるということだ。(了)
しかし財務内容のもっとも強い会社は、無借金の会社であることに間違い無い。
【仕組み】
・経営の改善に向けて具体的経営方針や事業計画を策定しており、予実管理を行っている
・迅速で正確な月次決算制度を構築している(適時に適正処理)
【マインド】
・社長は、自分自身の損得ではなく、会社のために最大限の努力を行っている
・社長は、会社が営んでいる事業が好きであり、会社の社会的存立意義を確信している
・粉飾決算は論外としても、決算操作等正確な経営実態の報告を阻害することはしていない
などである。
企業の努力としては、まずは【仕組み】をしっかりと作ることが大切であり、いくら【マインド】が良くても、銀行が客観的に評価できる材料がなければ信頼は得られない。しかし、【仕組み】ができていても、【マインド】がなければやはり信頼は得られない。更に、中堅中小企業においては、銀行に【マインド】を伝えられるのは、社長だけなのだ。
残念ながら、銀行対応を経理・財務に任せきりにしている社長が結構見受けられるが、論外である。社長は、定例的に銀行に経営方針や経営実態を説明する、支社長や担当者を自社の工場や店舗に案内する、といった努力を行ってほしい。
もろちん、企業と銀行の関係の再構築には、銀行側の努力も必要である。しかし、銀行側の努力を待っていても仕方がない。自分で努力できるところから始めることが大切ではないだろうか。20年間銀行で仕事をしてきた私が自信を持って言えることは、信頼関係が構築できれば、銀行はたいへん頼りになるということだ。(了)
しかし財務内容のもっとも強い会社は、無借金の会社であることに間違い無い。
2009年9月20日更新
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