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(住宅ローンの繰上げは本当にお得なのか?)

 住宅ローンの繰上げ返済とは、住宅ローンの元金を一部または全部返済することです。借り入れた元金が減ることで支払利息も減り、総返済額を軽くするメリットも確かにあります。昔の人は、早く返済することが利息負担も減り、正義のように思っている人も多かったようです。しかしながら冷静に考えると、デメリットもあります。
繰上げ返済のメリットは、その後の支払利息を軽減できる点ですがデメリットも大きくあります。
住宅ローン控除の控除額が減ってしまう可能性
住宅ローン控除は、年末時点でのローン残高の0.7%を、その年の所得税や住民税から差し引く減税措置です。
ただし、住宅ローン控除を受けるためには、住宅ローンの返済期間が10年以上であることが必要です。期間短縮型により返済期間が10年を切ってしまうと控除が受けられなくなります。
また、年末時点のローン残高を基準として住宅ローン控除額が計算されるため、繰り上げ返済によってローン残高が減ってしまうと、結果として税負担が重くなってしまう場合もあるので注意しましょう。
団体信用生命保険の保障範囲
住宅ローンを組むと、一緒に加入するのが「団体信用生命保険(団信)」という保険です。これは、もしも障害で働けなくなったり、亡くなってしまったりした場合に、残りのローンを代わりに払ってくれる保険です。
団信は住宅ローン利用時のみ加入できる保険で、保険期間は住宅ローンの借入期間にリンクしているため、期間短縮型の繰り上げ返済をすると団信の保険期間も短くなります。
住宅ローン金利は低金利であること
これが一番大きい理由ですが、日本の住宅ローン金利は低金利です。変動金利を選んでいる方は、金利が年1.0%を切っていることも珍しくなく、そもそも利息負担はそれほど大きくないと言えます。
繰上げ返済の利点は、支払利息を軽減することですが適用される金利が低い場合、軽減される利息もそこまで大きくなりません
インフレで元本の価値が相対的に低下していること
元本部分の返済も最近のインフレ状況では、相対的にお金の価値が減少しているので、後から返済する方が、相対的に負担が少なくなります。
「以上の点を考慮して判断してください。」というしかありません。あくまで自己責任です。 表示を縮小
2026年5月7日更新
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