今日は少しマニアックな話です。皆さんが銀行等で預けている預金利息にも税が課されています。その名「住民税利子割」です。専門家や銀行関係者でない限りあまり意識されません。(公定歩合の上昇とともに税額は増えてきています。)
住民税利子割とは
銀行や郵便局などの金融機関から利子等の支払いを受けるときにかかる税金です。
利子割は個人住民税の一つで均等割、所得割、配当割、譲渡所得割と並び、都道府県や市区町村が提供する行政サービスやインフラ整備等に対して住民が負担する地方税です。
納める額
支払を受けるべき利子等の額(課税標準額)×税率(5%)=税額
納付先
預金者(納税義務者)の「口座所在地」のある都道府県で納税。均等割、所得割等のように預金者の住所地の都道府県とされない理由は、昭和63年度の制度創設時においては、預⾦は預⾦者の住所地に近い⾦融機関に預けられることが通常で、都道府県単位での住所地とのズレは大きくないと考えられていたことや、⾦融機関の事務負担等の理由から、住所地課税の例外となっています。
そこで問題です。皆さんがネット銀行(楽天、SBI新生など)を使う機会非常に増えました。その結果ネット銀行には営業所がなく、本店は東京都に集中しており、ネット銀行経由で得られる利子にかかる利子割も東京都に集まる構造となってしまい、税収が東京に偏ってしまう問題が生じています。
不平等であると感じています。ネット銀行に関しては、都道府県の人口比等で按分しても良さそうです。東京に住んでいる友人にこのことを話すと「ふるさと納税」の流出があるので「これでおあいこだ」という返事が返ってきました。