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梅雨の時期に考える?(塗装工事は修繕費か資本的支出か?)

梅雨の時期にビルの外壁を見て修理したくなるビルオーナーは結構存在する。

外壁の塗装工事は、使用塗料や施工工法等に改良と認められる事実が無い限り修繕費となる。
修繕費とは、建物の維持や管理、原状回復を行うことである。今まで使用してなかったものを新たに使用するために支出したものは修繕費扱いではないので注意が必要である。
例)・維持するための家屋または壁の塗装
  ・家屋の床や瓦など毀損部分した部分の取替工事
  ・家屋の傷んだ畳の取り替え
  ・毀損してしまったガラスの交換、障子、ふすまの張り替え
  ・車のタイヤ交換
資本的支出(減価償却するもの)は、建物の価値や性能、耐久性を向上させることを目的とするもの。
例)・避難階段の設置取り付け
  ・耐久性を高めるために壁をモルタルからタイルに張替
  ・見栄えのために外壁塗装工事
修繕費と資本的支出の区分は、費用の金額の多寡に関わらず、その工事の内容、目的によって判断される。建物は経年によって外壁にヒビ割れ、シーリングの割れ、劣化などが生じる。
そのままにしておくと雨水が侵入する原因になるため、この保護を行う為に定期的に行うのが外壁塗装工事であり、その費用は維持管理費であり、基本的に修繕費という扱いになる。
2023年11月8日更新
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