世界で一番消費税が高い国
2026年時点で世界最高水準の消費税率を誇るのはハンガリーで27%です。日本の消費税(10%)の約3倍の消費税率が設定されています
次いでクロアチア・デンマーク・スウェーデン・ノルウェーが25%、フィンランド・アイスランドが24%と続きます。高税率国のほぼすべてがヨーロッパ諸国であることが特徴です。なお、EUは標準税率を15%以上と定めているため、そもそも日本より高い環境です。
ハンガリーは27%という高税率ながら、食品・医薬品などには5%または18%の軽減税率を設けており、生活必需品への負担軽減措置を講じています。
北欧の高税率と社会保障
スウェーデン・フィンランド・ノルウェーなどの北欧諸国は、24〜25%と消費税を高く設定する一方で、大学までの学費の無償化、医療費の負担減、出産・児童手当、高齢者福祉など手厚い社会サービスを提供しています。
日本だと、北欧ほど税率は高くないものの税金の使い道が不透明かつ社会保障負担も多いため国民に不満が貯まりがちですが、北欧では目に見えやすい形で社会サービスが提供されているため、負担が大きくともリターンが実感しやすくなっているのです。
付加価値税
日本では「消費税」と呼ばれますが、海外では主に「付加価値税(Value Added Tax)」と呼ばれ、EUをはじめ、多くの国で採用されています。付加価値税は日本の消費税とほぼ同じですが、生産・流通・販売など複数の段階で発生し、事業者が段階的に納税する仕組みです。